おまけすんちょる3

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JS SIDE









そう言われて思い浮かんだのは、チェスンチョルで

あの人はAの事知らなさそうだしなと
自分の中でまた勝手に想像していた。







｢ 初めて。ジス以外にあんな事させるの｣


｢ …嬉しい？｣


｢ うん。いい人もいるんだね｣





なんであの日休んでしまったのかと、
あの時猛烈に後悔したのを覚えている。






｢ そうでもないよ｣


｢ でもジス以外皆、意地悪かと思ってた。
ゴリイケメン悪い人じゃないよ。多分｣


｢ ふうん｣


｢ ジスはある意味意地悪だけど。｣





この話、俺には気に食わない所しかないけど
スンチョルにとっては嬉しい話だと思って


友情以上の絆で結ばれてる俺の余裕？で
優しくこの話をしてあげたわけだよ。







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｢ 可愛いすぎる｣


｢ うんAは可愛いよ｣


｢ 何が嬉しいって、俺の話をしてくれた事だよ
良かった200円あげて本当に良かった｣


｢ ま、今は忘れられてるけど｣





やっぱりいつになってもこの話は気に食わない






｢ オレンジジュース飲んでるAってさ
額縁に入れて飾りたいくらい可愛いよね｣


｢ …額縁？｣


｢ 婚約相手Aだったらいいのに｣






チェスンチョル、こんなキャラだっけ？


完全に惚気顔してるけど、さっき来た時
もっと苛立ってるような顔してたような





｢ 残念だけどAは永遠の独身だよ｣


｢ 誰かのものになるよりいいかも...｣


｢ 30過ぎたら俺と結婚するの｣


｢ ふざけんなよホンジス｣





喜怒哀楽が激しいね、本当。見てて面白い





｢ Aの弟と約束したからね。守らないと｣


｢ 何だよそれ｣


｢ 家族公認って言うのかな？｣


｢ …うざい。こいつのどこが紳士だよ｣





それ、昔から勝手にほざかれてるけど
俺が紳士なんて腹抱えて笑っちゃうよあはは




｢ 正直有り得ないよ。Aに友達なんか
俺だけで十分じゃんってずっと思ってる｣


｢ お前やっぱ好きなんじゃ...｣


｢ さっきから好きだって言ってるけど？
そもそも俺達は小さい絆なんかじゃなくて...｣


｢ もうわかったから！やめてくれ｣








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あの話が気に食わない理由、実はも一つあって

あれからずっと、ゴリイケメンにお礼したいって
鬱陶しいくらい言われ続けてたから。




恋愛として好きかと聞かれると悩む


それ以上の感情だったりするからね。









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