おまけすんちょる3

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大学終わりに必ず通うカフェ


イジフンの作るオレンジジュースがお気に入り







｢ 只今1円以上のご購入で俺がついてきます｣






変な新人バイトくんと出会うまでは
毎日静かな一時を過ごしていたのに






｢ 今日こそ受け取ってよおまけ｣


｢ 要りません｣







関わる時間が増えて、貴方の事を知っていくほど

気づけば私の前に貴方がいるのが当たり前で









｢ 知ってる？好きな人と一緒にいればいるほど
その人から離れられなくなるって｣


｢ 好きな人、作らないで｣






少しずつ変わっていくスンチョルへの気持ちに

私は気づくことが出来なかった。





いや、気づきたくなかったんだ








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｢ 助けてほしい。スンチョルがボロボロになる前に｣


｢ あいつの親は会社の事しか頭にない｣





助けるって約束したのに

結局私にはどうする事も出来なくて






一年ぶりに会えたスンチョルは、もう前とは変わっていた






｢ A、手離して｣





久しぶりに聞いたスンチョルの声

聞きたい事が沢山あるのに、それを許してくれない








｢ 全部忘れて。俺と関わった事全部｣



｢ 俺も忘れる、Aが友達だったことも｣







残されたのは、私の気持ちだけになっていた。









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｢ 他の奴を思って泣かないで｣


｢ スンチョルじゃなくて、俺を見てよ｣






だんだん壊れていく私の心









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もっと早く受け取っておけばよかった


いつになったら、またキャンペーン始まるの？









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