おやつの時間 (ページ4)

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４６．駄々っ子赤ちゃんの日ページ4

jaemin

東京のSMT公演が終わり、マネージャーを連れてご飯食べに行くとか買い物をするとかそのままホテルに部屋に帰るとかそれぞれメンバーはそれぞれと遊ぶようだったけど俺はぬなとの約束があるのでね、なんて浮かれながら鼻歌を歌ってはぬなから番号を聞いたその部屋の前に足を運び、胸が高鳴る一方だったが意外と冷静にノックできた。ドアが開いて、かわいいパジャマを着たヌナが向かい入れてくれた。風呂上がり後のほっぺたはもうすでに酔っているのかピンク色。片手にすでに空に近い缶ビールと食べかけのツマミ。今日のぬなはちょーっとえっちで手強そう。いろんな意味で。

「なになにウリエギお酒飲んで酔っちゃったの？」
「んーんぜんぜんまだまだこれからだよー」

楽しそうにベッドの上を3回飛んでは疲れたのかすぐにごろんと寝転び少しの間動けなくなるのがかわいくておれのほっぺたなんて緩んでるに違いない。まあこんな顔もぬなだけにしか見せないしどうだっていいんだけど。

「おぐおぐーちゃんとお風呂入ってえらいねえ」

もう寝てるかと思ったよ、と言いながら飛んだせいで乱れた前髪を直したら透き通った明るい目と3秒間ほど合ったから不思議に思っていたら今日はおれに甘えてもいい日だからと言う。いつも甘えてるくせにと言葉が出そうになったが相槌を打ってやさしく頭をなでてあげる。

「へへ、じぇみなやさしいすき、」

なんてふにゃりと蕩けた顔で言いだすから吃驚したのも束の間知らないうちに唇を奪われていた。ほんとに一瞬で言葉にも顔にも出ずにいたけれど耳に残る可愛げのあるリップ音が鼓膜にまで唇が離れた今もまだ張り付く。

「なにぼーっとしてんの？びっくりした？」
「もう酔いすぎですよー」
「照れてんだあー耳あかくなっちゃってるよふふ」
「こーら」

とベッドに深く座っていたおれの膝に頭を乗せてポカンとした表情で見上げるぬなの顔はなんだかこう、以前は見るからに溢れる色気があったけれど金髪ボブになってからは幼くなったように見える分、手とか出したりしたらダメな感じ。妹感あってかわいい。かわいがりたい。泣かせたい。さわりたいって思っちゃうような。よくわかんないけどこういうのよくない。

「ゆるしてくれる？」
「好き勝手にやっちゃだめです」
「やだ」
「ならおれも好き勝手やるもんね」
「やだ」
「 .. やだやだしない」

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続きますえちーーいかも