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声が裏返り、分かりやすく動揺する彼女
当たりかな？
まぁ、彼女のことだから
そんなに大きなことにしたくないだろうけど
「平気。誰にも言わないよ。」
「ま、まだ！何も言ってないから、」
顔がめちゃくちゃ真っ赤なのに
どう言い逃れるんだろ
まぁ、そんなところも可愛いけど。
「ていうか、
もう付き合ってたりする感じ？」
その言葉に
さらに顔を赤くさせる彼女
「そんな、！
…………………私の一方通行だよ」
「そんなことないと思うけど」
普通に考えて、何の感情も抱いていない子に
自分のジャージを貸すだろうか
私はそう思わない
意外な組み合わせではあるけれど
悪くはないと思うんだよね
あっ、そうだ
良いこと思いついた
「A、ちょっとここで待ってて」
「うん、唯月どこか行くの？」
「ちょっとね。すぐ戻るから！」
そう一言だけ述べ
わたしは彼女の元を後にした。
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作者名：まいにちねむい | 作成日時：2019年2月21日 14時
