448.side降谷 ページ10
どうやら篠崎さんは潜入捜査に入っていた事にしていたらしい黒田管理官。
それを聞かされた篠崎さんは、本当にこの人は…とけたけたと笑っていた。
「さて、1人優秀な人材が帰ってきたということでもう1人。降谷。」
「っ!!はい。」
黒田管理官に呼ばれて居住まいを正せば、ニヤリと笑って放たれた言葉に息を呑む。
「漸く帰ってきたな。まず、潜入捜査の任を解こう。今までよく頑張った。
そして、その後の措置を。
まず公安としては顔が売れすぎた。もう潜入捜査等の現場には入れないだろう。その為現場ではなく主にディスクワーク、指揮官等の仕事をしてもらう。もし希望があれば偶になら突入班に混ぜてやらなくもない。君は頭脳明晰の割に動く方が性に合っていそうだからな。
最後に、今回の功績によって今から階級を警視正とする。いいな?」
息を飲んだ俺に黒田管理官から視線を向けられ、慌てて敬礼をして言葉を返す。
「拝命いたします。」
しっかりと見返して返事をすれば、満足そうに笑みをこぼされる。
「...よし。これで本当に以上だ。他になにかあるか?」
周りを見渡した管理官に、全員が顔を見合わせたかと思ったら何故か此方に体の向きを変えてた。
何事かと身構えれば、新一くんがニヤリと笑ってせーのっと小さく言葉を発する。
「「降谷さん、おかえりなさい!!」」
その場全員から放たれたその言葉に目を見開いた。そして、すぐに自分の顔が緩んだ事を自覚する。
「ただいま。」
返した言葉に主に部下達がわぁっと沸いて、抱き着く勢いで迫ってくるのを、俺は笑いながら受け止めた。
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ペース戻せそうとか言っといて...!!
書き溜めたやつ全部消しちゃったおバカはこの私です...!!!泣いたっ...!!!!
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すず(プロフ) - 更新待ってます (4月20日 17時) (レス) id: 2af65047db (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 感動。 3子ちゃん尊い (3月12日 21時) (レス) @page35 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
TAKE - こんなに最高で泣ける作品初めてです!頑張って下さい!! (7月8日 0時) (レス) @page35 id: 20d3cc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ@前垢消えた(プロフ) - 神作品をありがとうございます。、、。、、、おかげで涙が止まりません、、、、尊いのをありがとう (5月14日 13時) (レス) @page35 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - はじめまして、2月に入りこちらの作品を見つけ、ようやく最終更新まで読み進められました…!続きを楽しみに待っています! (2023年2月4日 2時) (レス) @page35 id: 240298aea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真紘 | 作成日時:2019年1月1日 21時