私の馬鹿野郎！！ ページ12
Aside
目隠しをつければ、視界はもう真っ暗。先程までとんでもなく輝いていた世界が鳴りを潜める。なんか安心。
そうほっと息をついたつかの間、
不「Aくん大丈夫か！！？」
『あべびゃ！！？！？！！？！』
後ろから狙ったように肩を掴まれる。そこはまぁ良かった。かなりびっくりしたけど。
だが、問題は誰が掴んだのか、である。掴まれたタイミングで聞こえる不破さんの声。そう。もしかしなくても、これは不破さんの手であろう。
はい、変な声出た〜〜〜！！いやてか待ってそんなことよりというかいやそんなことで片付けていいことでは無いのだけど推し、推しが、推しの手が！！！今、肩に、私の肩に、
身動ぎも出来ずパニックに陥っていると、ふと、足から力が抜け、ペしゃ、と床に座り込んでしまう。
いや、座り込むと言うより、落ちていった、様な…
感じたことの無い感覚と、恐らくこういったものだろう、という考えと、とにかく混乱している心、頭、体。
マ「Aさん！？」
『…こ、腰、抜けましたぁ…』
スタッフさんがどよどよと焦る姿を見ながら、すみません、すみませんとこぼすことしか出来ない自分が恨めしい。本当に申し訳ありません。いやでもこれは不可抗力でして。神の手の重みを感じたんですよ。肩に。そんなの誰でも崩れ落ちるでしょうよ。ねぇ？言い訳乙ってやつですね。どうぞ死刑執行しちゃってください。
不「お、俺、またなんかやっちゃった！？」
甲「ちょっとアニキィ！！」
『ちが、違うんです、本当にすみませんんんん…』
思えば、なんだかさっきから不破さんに謝らせてしまうばかりだ。何一つ悪いことはしてないというのに。
今だってこんなに優しく、わざわざしゃがみこんで目線を合わせて話しかけてくれている。
他のメンバーさんも既に目隠しを外してくれていて、大丈夫か、痛い所はないか、なんて心配してくれている。本当に不甲斐ない。ガチで涙が出そうだ。失態に失態を塗り重ねる訳にはいかないので、歯を食いしばって耐えるが。
『本当にすみません…私のせいでその、色々とご予定がズレてしまっていると思うんですけど…』
その後、色々あって椅子に座ることに成功し、少し給水タイムを設けていただいた。何も始まってないのにな!!!!!(キレ)
すみません、自分が憎すぎてキレちゃった。
ス「その点は大丈夫です！余裕を持って考えていましたので」
そう言ってにこやかに笑うスタッフさんに涙が出てきそう。本当に申し訳ない…
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名無し - とたとたさん» コメント失礼します。説明文と設定タグ部分をご本人様の名前含め、検索除けのみに変更お願いします。デリケートな界隈なので早急の対応のほどよろしくお願いします。変更終わりましたらコメントの方は消していただいて構いません。長文失礼しました。 (2022年10月9日 2時) (
レス) id: 2518b8b23d (このIDを非表示/違反報告)
▽▲ - ほんっと好きです🥲✨推しと触れ合ってる感覚になれる、、、たすかります、、、すきです、、、 (2022年9月29日 21時) (レス) @page14 id: c8e1cacc72 (このIDを非表示/違反報告)
尹(プロフ) - 小説の説明のところのご本人様のお名前伏字にしてほしいです🥲 (2022年9月29日 0時) (レス) id: 8f05e73198 (このIDを非表示/違反報告)
とたとた(プロフ) - もんさん» コメントありがとうございます！！題名に追加させて頂きましたがどうでしょうか？🤔ご指摘ありがとうございます〜なにか気になる点があればまたお願い致します！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 829bcbd244 (このIDを非表示/違反報告)
とたとた(プロフ) - 春宮さん» コメントありがとうございます！！！とても励みになります〜ありがとうございます！！😭🙏✨ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 829bcbd244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏呼 | 作成日時：2022年9月25日 23時
