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入社当時から、私は何故かジェルくんのお気に入りなようで良くしてもらっていた
けど、ジェルくんの立場上、恋愛とかそういうの全部含めた女性関係って言うのは注意しなきゃいけないことであって
先輩社員から強く詰められることがあった
本当にジェルくんとは何も無いのかって
本当に、ジェルくんとは何も無かったし
私も仕事で一緒になる間柄恋愛感情は絶対に持ち込まないようにしていた
それでも、あまりにジェルくんと距離が近かったり親しそうにしているから
上司に言われて聞いてみることにした
「 私の事本当はどう思ってますか? 」って
ジェルくんは凄く優しい人だから、普通に聞いたら私に良い様な言葉しか帰ってこないと思って、わざわざすごく酔っ払っている時に聞いてみた
そしたら、『 妹みたいにしか思ってへんよ 』って
あまりに普通に
本当にそれ以上とは捉えてないかのように
その言葉が帰ってきた
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正直、恋愛感情を持っているみたいなこと言われたら
スパって今の仕事を辞めるぐらいの決意はしていた
それくらい、良くして貰ってたし距離感だって近かったから
だから、『妹みたい』と言われたとき何故かすごく悲しかったんだ
それから私は、ジェルくんを “お兄ちゃん”みたいな人と思って接するように変えた
ジェル“さん”呼びからジェル“くん”に変えたり、
ただちょっとジェルくんに好かれてて、なんか生意気な女社員
それが私
だから、他のメンバーさんは私の事よく思ってないと思う
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「 ーーーん! Aちゃん!、」
「 え、ぁ!ジェルさん! 」
橙「 どしたん?w 俺ずっと話しかけてんのに無視して 」
「 ぁ、いやそんなつもりじゃ! 」
橙「 ふふ、分かっとるで、大丈夫。」
仕事場で、そんなことを考え込んでしまっていたから、周りの声が全然聞こえてなかった
黒のスキニーにグレーのロングカーディガン、ブーツを履いたジェルくんは、今日は1人で来ているみたい
「 あれ、今日はどうしたんですか? 」
橙「 今日はね、ちょっと個人的な打ち合わせ 」
「 そうなんですね、お疲れ様です 」
橙「 なんか悩んでる? 」
「 え、? 」
私のことをじっと見ていると思えば、しっとりとした声が私の鼓膜に響く
橙「 よし、ちょっと休憩!カフェ行こカフェ 」
私のパソコンを彼は閉じて、満面の笑みで言った
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らふのすけ(プロフ) - あたおかほっとけーきさん» お、もう消してしまったから相当ラッキーだね。テスト?何の心配もない笑って誤魔化そう!w (2022年10月26日 0時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - ネコ日和。さん» お久しぶりです!コメントありがとうございます😊 移行しましたので是非ご覧ください( ˶¯ ꒳¯˵)👍🏻 (2022年10月26日 0時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - nozomi uedaさん» コメントありがとうございます!それは個々人のという解釈で合ってますか?それとも赤さん×黄さんの同性愛的なお話ですかね?(同性愛の場合フラグを立てないと書けないため本作品でのリクエストは申し訳ないのですがお答えできないです) (2022年10月26日 0時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - いづ@ころりすさん» ありがとうございます☺️ (2022年10月26日 0時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
らふのすけ(プロフ) - しゅあ。さん» でしょ!!いいのあるかなーと探してたら奇跡的に見つかりました!w (2022年10月26日 0時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らふのすけ | 作成日時:2022年9月16日 16時