防弾と独りの歌姫 (ページ8)

今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:880,037 hit

8*JK ページ8

やば……飲みすぎた

時計の針はもう昼の12時を指している

確か今日は、練習の日だった気がする

リビングに行けばみんなもう起きていた

｢おはようございます｣

JM｢ジョングガ、おはよ!!｣

JN｢今日は何しよっかなぁー｣

ひょん達はきっと練習の日って言うのを忘れてる

TH｢ねぇ!!ゲームしよ!!｣

｢あ、ひょんごめんなさい……

ちょっと用事があって……｣

向かった先は練習室

別に練習したい訳じゃない

ただ踊りたくなっただけ

スポーツドリンクとタオルをもって入ろうとすると

｢あれ??……電気ついてる｣

確かひょん達はみんな宿舎にいた

｢あ……｣

そっと扉を開けると、新人スタッフの女の子が一生懸命掃除をしていた

貴女｢あ、ジョングクさん

おはようございます

練習の日と聞いたので掃除してたんですけど……

なかなか来なかったので……｣

よく見るとデコや首元に汗が……

｢……なんでここまでするの??｣

貴女｢え??｣

｢なんで虐められるのに辞めないの??

てかこういうのって掃除の人がしてくれるし

そんなに俺らに気に入られたいわけ??｣

ペットボトルを投げ捨てた

それが見事にスタッフの腕にヒット

(やべぇ、やりすぎた)

ずっと腕を抑えて俯いているから、やらかしたと思っていたら

貴女｢私は……私はそんなクズじゃありません

あなた方に媚を売る??

そんなこと絶対にしません

では、どうぞ存分に練習してください｣

バタン!!!!

ひとり練習室に残された俺

｢なんだよ……あいつの目｣

とても冷たく、軽蔑する目をしていた