防弾と独りの歌姫

29*JK ページ29

｢ひょん、今日は撮影ですよね｣


NJ｢あぁ、どうした??｣


｢一向にあのスタッフが来ないんですけど｣


今日は大切な撮影だから遅れる訳にはいかない



ﾕﾅ｢ごめんなさーい

寝坊しましたぁー｣


集合時間の1時間後、あいつはやっと来た


｢おい、なんだよその態度｣


JM｢落ち着いて!!｣


｢ひょん達はイライラしないんですか!!

なんにも思わないんですか!!｣


JN｢誰にでも失敗はあるよ

それにユナだって頑張ってるよ｣



俺は呆れてものも言えなかった




数日後、今日は音楽番組の収録なんだけどイヤモニを忘れて一人で控え室に急いだ


｢あれ??｣


誰もいないはずの控え室に明かりが……


メンバーはみんなむこうにいるし、あのスタッフも一緒についてきてた





覗くと一緒についてきていたはずのアイツがいた


俺は目の前の光景に息を飲んだ


アイツが俺たちのカバンを漁っているのだ



｢何してんだよ｣


ﾕﾅ｢あ、グクぅ

あのね!!みんなの荷物を……｣


｢呼び捨てやめろっていったよね

てか普通、メンバーのカバンの中まで触らねぇよ


もしかして、なんか盗んだ??｣


ﾕﾅ｢そ、そんなことぉ……｣





SG｢ジョングガ、遅いぞ｣


TH｢なにしてんの??｣



丁度いい時にひょん達がきた



｢アイツが俺たちのカバン漁って、盗んでたんです｣


JH｢は??嘘だろ｣


ﾕﾅ｢違います!!荷物を運ぼうと……｣






JN｢ユナがそんなことするわけないだろ


ジョングガ、いくら嫌いだからってそれはダメ｣



は、嘘だろ


なんで俺のこと信じてくれないの



｢もういいです……｣









撮影を終えると、俺は車には乗らず気づけば事務所の練習室にこもっていた



何時間経ったのかもわからない





貴女｢ジョングクさん??｣



俺は幻覚でも見てるのか??

目の前にあのヨジャがいる


貴女｢あの……｣



｢え、本物??｣


貴女｢本物??ま、まぁ


というかこんなとこで何してるんですか｣

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