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少し名残惜しいけど離れれば
私の手に握られていたネックレスを取って首に回した。
JK｢…うん、良く似合ってる｣
『ほんと…？』
JK｢ほんと(笑)ドレスに負けないぐらい似合ってる｣
『あっ、そういえば…もしかしてドレスもヘギョさんが用意してくれたのかな』
JK｢なわけないじゃん｣
『…何か知ってるの？』
首を傾げればグクは何故かドヤ顔で口を開いた。
JK｢知ってるのもなにも用意してジミンに渡したの俺だし｣
『え』
JK｢サイズもピッタリみたいだし？やっぱ俺って天才だな｣
『……』
なんでサイズ知ってるのか問いただしたかったけど
呆然としてる私を見ながらグクが無邪気に笑うもんだからぐっと堪えた。
この笑顔が見れればなんでもいいかな…
そう思ったらどうでも良くなってグクに抱きついた。
JK｢な、何だよ急に｣
『別に…グクの笑ってる顔が好きだなって思っただけ』
JK｢…お前さぁ、俺以外にそんなこと言うなよ？｣
『言うわけないじゃん！』
JK｢ジミンにも同じこと言ってたんじゃねぇの？｣
『はぁ〜？言わないよ…』
JK｢お前あいつが好きだったんだろ？｣
少し離れて顔を上げると口をへの字にして不貞腐れたような顔があって、昔の事でヤキモチ妬くなんてちょっとキュンとしちゃう。
『昔の話でしょっ！今はグクが好きってちゃんとジミンに言ったんだからっ』
JK｢…あっそ、なら許す｣
『なにニヤニヤしてんの…？笑』
JK｢してねーしうざ｣
さっきまで笑ってたのにそっぽ向いて子供みたいに拗ねるグクも嫌いじゃないなって思ったらクスッと笑える。
JK｢…笑ってんじゃねーよ｣
『い、痛いよっ！』
私のほっぺをつまんで横に伸ばすグクは
満足そうに笑うから腹立たしい…。
ちらっと目線を外して時計を見れば21時を過ぎていて時の流れの速さにびっくりする。
『もう帰らなきゃ…』
JK｢…そうだな｣
『じゃあ私行くね…？ジミン探さなきゃ』
そう言ってグクから離れようとすると
手を掴まれて口を塞がれた。
『っ、』
JK｢…浮気するなよ？｣
『しないよっ！』
恥ずかしくなってグクから逃げるように部屋を出た。
その後、無事にジミンと合流できて家に帰ってこれたけど
気づかないうちにグクからカトクが来ていて
1本の薔薇の写真に
“好きだよ”と続いていた。
そのメッセージにドキドキしながら一晩を過ごしたなんてグクには内緒。
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
