恋愛×罰ゲーム〜JK〜

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｢汗かいてるけど大丈夫？｣


『あ、えっと、大丈夫…です』


｢そ？ところでどこのお嬢さんかな｣


『え？』


｢君も招待されたって事はどこかのご令嬢だろ？｣





ギク




どどどどうしよう…っ


私がただの庶民ってバレたらヤバいんじゃ…





JM｢あ、こんなところにいた｣


『ジミンっ、』




おお！ナイスタイミング！



ハンカチを差し出してくれた人にお辞儀をして逃げ出すようにジミンの元へ駆け寄った。






『ごめん！遅くなっちゃってっ』


JM｢大丈夫だけど、急に薔薇を買いに行きたいなんて言うからびっくりしたよ(笑)｣


『ご、ごめん』


JM｢ううん、無事に買えた？｣


『うんっ』


JM｢じゃあ、急いでジョングクのところに行こう｣






ジミンのあとをついて歩くけど
人が多すぎて進みづらくすぐにはぐれてしまいそう





ぐぬぬぬ…あっ！




大事に持っていた薔薇を落としそうになったけど
間一髪セーフ…



あ、危なかった…



再び前を向いて歩きだそうとすると
今さっきまでいたジミンの姿がなくて周りを見渡しても見つからない





『ジミンっ、どこぉ…』





とりあえずこの人混みから抜け出さなきゃ





薔薇が潰れないように抱えながら前に進むと
先の方で人が少ない場所を見つけた。




あそこまで行けばこの人混みから抜けれるし
ジミンを探しやすくなる…っ





『すみません、通りますっ』




あともうちょっと…っ




やっと出れた！と思ったら
私の前を通りかかった人とぶつかってしまい尻もちをついた。





『あの、すみませ…』


｢チッ…どこ見て歩いてるんだ？｣




謝ろうと思い顔をあげると
明らかに不機嫌な中年男性が私を見下ろしていた。






｢見たことない顔だな、どこの娘だ？｣


『あ、いや、私は…』


｢はぁ？もしかして一般のお嬢さん？笑｣


『っ、』


｢当たりか？…ったく誰だよ礼儀もなってない庶民なんて入れたのは｣






どうしよう…体が震えて声がでない…っ




座ったまま立ち上がることも出来ずに涙を堪えていると、私の目の前に中年男性がしゃがんだ。





｢お前みたいな庶民が来ると俺達の品が下がるんだよなぁ｣


『……っ』


｢いつまでそこに座ってる気だ？早く立って出てけよ｣


『い…っ』




腕を強く捕まれ無理やり立たされる。



すると横から誰かの腕が伸びてきて私の腕を掴む手を掴んだ。




｢出ていく必要はない｣




…っこの声は＿＿＿＿＿＿


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