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JS｢ジョングク様、お客様がいらしています｣
JK｢客…っ？｣
グクの部屋に入ったジュンソさんに続いて入ると
私だと気づき目を丸くした。
JK｢は…っ、なんでお前、｣
『ごめん、来ちゃった…』
JS｢それでは私は失礼いたします｣
ジュンソさんは一礼して部屋を出ていき
私とグクの2人っきりになった。
JK｢お前、なんで来たんだよｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ｣
『なんでってお見舞いだよ！ミンギュくんにも頼まれたし』
ミンギュくんから預かったプリントを鞄の中から出して渡すとグクは頭をかいてため息をついた。
JK｢アイツ余計な事を…｣
『余計じゃないよ、心配したんだから』
JK｢お前が…？俺の事心配してくれたの？｣
『そりゃあ…っ、返信返ってこないし既読もつかないしっ、ミンギュくんに熱あるって聞いたら心配だってするでしょ！』
一気に話したから息がきれて苦しくなったけど
それ以上にグクが嬉しそうな顔してるから何も言えなくなった。
JK｢そっか…ｺﾞﾎｯ、心配してくれたんだ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎ｣
『ちょっ、グク大丈夫？』
咳が酷くなってきてグクのおでこに手を当てると
明らかに高熱でとても熱かった。
『ジュンソさん呼んでくるねっ』
JK｢A、｣
おでこに当てた手を引っ込めようとすると
ググに引っ張られそのまま抱きしめられた。
『…っグク？』
JK｢だから熱だって言いたくなかったんだ、｣
『え…？』
JK｢…会い、たかった｣
更に力強く抱きしめられグクの熱のせいか体温が一気に上昇していく。
私もグクに……触れたくて、寂しくて
………………会いたかったよ。
『グク、』
JK｢俺…ずっと分からなかった事がやっと分かった｣
『分からなかったこと…？』
体がすごく熱い…
グクの体温と声がダイレクトに伝わってきて胸が苦しくなってくる。
何を言われるのか何を思ってるのか
緊張と不安で手に力が入る。
少し体を離して私を見つめれば
その瞳に飲み込まれそうになるほど真っ直ぐ私を捉えて私の首に顔を埋めて苦しそうに息を吐いた。
JK｢…………好き、だ｣
『…っ、』
グクの体は力が抜けて
ベッドに倒れ込み眠りについた。
その横で私は口を押さえながら
ずっと知りたかった気持ちの答えが見つかり心臓が跳ねる。
私も…グクが好きだ……
胸の中にその言葉がストンと落ちた。
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
