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グクには昇降口で待っててもらうことにして
私は荷物を取りに教室に向かった。
教室に入るとテヒョンがまだ残ってて
私に気づくとキョロキョロと周りを見渡した。
TH｢あれ、ジョングクは？｣
『グク？グクなら昇降口で待っててもらってるけど』
TH｢そっか！じゃあ会えたんだね！｣
『え？どういう意味？？』
首を傾げるしかない私にテヒョンも首を傾げながら話し始めた。
TH｢あいつがさっきここに来た時、Aが視聴覚室に行ったきり帰ってこないって話したら血相変えて飛び出してってさー｣
『グクが…？』
TH｢またなんかあったんじゃないかって心配だったんじゃないのー？｣
『…そっか』
なんだ
あんな余裕そうな感じだったのに心配してくれてたんだ。
…まぁ、動画を撮ってたのは余計だけどね？
早く助けて欲しかったけどね？？
私のきゅん返して欲しいけどね？？？
TH｢Aはさ、ジョングクの事どう思ってんの？｣
『えっ、なに急に』
TH｢だってさ、最近のAなんだか楽しそうだしジョングクもAも雰囲気変わったじゃん？｣
『そうかな…自分じゃ分かんないや』
TH｢そうだよ！だってもう、ジョングクの事嫌いじゃないでしょ？｣
『……うん、』
分からない気持ちの中でハッキリしてるのは
嫌いじゃないっていうこと。
それだけは、私の中で確かではあるけど…
一方で、どんどん膨らんでいく気持ちがあるのも確かで。
TH｢2人をくっつけたのもあながち間違ってないかもね(笑)｣
『えっ？』
TH｢ねぇ、ジョングクのこと好き？｣
『…それは、』
JK｢A｣
私の言葉を遮った声に振り向くとそこにはグクがいて
私には読み取れないぐらいグクは複雑な顔をしていた。
JK｢いつまで俺を待たせんだよ｣
『ご、ごめん！今行く！』
JK｢遅せぇよ早くしろ｣
『分かったってば！テヒョン、また明日ねっ』
TH｢うん、二人ともバイバーイ｣
手を振るテヒョンに背を向けて
先を行くグクを追いかけて教室を出た。
TH｢俺、もしかして恋のキューピットになっちゃう感じかな〜(笑)｣
手を繋いで帰る私とグクの姿を教室から見ながら
テヒョンがそんな事を呟いていたなんて知る由もなく、くしゃみを連発する帰り道だった…。
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
