＿＿33 ページ33
.
__Aside__
「ふぁ〜。あと少しだ〜」
んーっと後ろに身体を伸ばすと
「…うわっ！」
伸ばした手に置かれる冷たいもの。
「プリン…？」
登坂「おっさんみたいな声出してんじゃねぇよ(笑)」
「うそ、登坂さんまだいたんですか？」
登坂「それこっちのセリフな」
隣の愛さんの席に座る登坂さん。
登坂「大変だね、こんな時間まで」
「でもあと少しなんで！」
登坂「プリン食べて頑張んな。」
今すごい甘いもの食べたい気分だったから
…めちゃくちゃ嬉しい(笑)
登坂「で、これは隆二から。」
「オロナミンC…(笑)」
今市さんっぽい(笑)
チョイスまで男らしい。
「あれ？今市さんは？」
登坂「いるよ、レコーディングルーム。」
「あ、そうなんですね。」
なんだ、お礼言えないじゃん。
登坂「なにその残念そうな顔」
「お礼言えないなぁって思って。」
登坂「俺まだお礼言われてないけど」
「え？あ。ありがとうございます」
さっきまでニコニコ笑ってたくせに
なんで急にそんな拗ねた顔なの。
「登坂さんって、分かんない。」
登坂「は？」
「さっきまで笑ってたのに
急にクールになっちゃうし」
登坂「だからそれは…」
何かを言いかけた登坂さんと目が合う。
だけど、
登坂「いい、そろそろ戻る」
「え？」
登坂「じゃあ気を付けて帰れよ」
わたしの頭をポンポンして
行っちゃった登坂さん。
…だから、
優しいのか怒ってんのかどっちなんだって。
だんだん熱くなるわたしの顔。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆむ(プロフ) - 初めまして。一気に読ませて頂きました！俺にぞっこん大作戦が気になります(≧∀≦) (2017年1月6日 23時) (
レス) id: 6e37c95cc4 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます！嬉しいいー！こっちが最高です(笑)またよろしくお願い致しますね＾＾ (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！わたしもいちゃいちゃみたいーーーっ(笑)もしかしたらもしかするので楽しみにしていてもらえたらうれしいです！ (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - ulaaaainさん» コメントありがとうございます！ポカポカ越しちゃいました？？嬉しい…(笑) (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - aBcDe126さん» コメントありがとうございます！続き読みたいだなんて…もういっちょ書いちゃおうかなって思ったりって感じです(笑) (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あーこ
| 作成日時：2016年12月22日 17時
