ﾜﾝﾋﾟｰｽ最強主の物語 (ページ17)

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15話～過去編～ページ17

白ひげ「あぁ～？誰だこのガキは？」

マルコ「あの島に居たガキだよぃ」

白ひげ「あぁ～あの島か…」

Aはじっと白ひげを見た

何故かはわからない、だけど何となくこの人は良い人だと思った

白ひげ「おい、」

貴方「？！」

白ひげ「今幾つだ？」

貴方「…じゅ、14…歳…」

白ひげ「そーか、そーか…お前俺の娘になれ！」

貴方「？！？！」

貴方(え、娘ってなんで？赤の他人なのにどーして？)

マルコ「…どーしてって顔してるよぃ」

貴方「？！な、なんで分かったの？」

マルコ「ｸｸっ、誰だって最初はそーなるよぃ笑」

貴方「誰だって？他にも息子になってる人が居るの？」

マルコ「あぁ、この船の奴らは全員そーだよぃ」

Aは悩んでいた、今までの事をバレてしまったら、娘になったとしてもバレてしまったら…

でも、言ってみる価値はある

この人が…この人達がいい人なのかを

信じる価値が

貴方「ね、ねぇ…」

白ひげ「なんだ？」

貴方「あ、あのね…」

Aは全て話した家族の事、海賊の事、時の巫女の事、自分の犯した罪の事…全て隠さず

白ひげ「…」

貴方「…やっぱダメだよね…」

Aは部屋を出ようとした

白ひげ「…辛かったな」

ドアノブに手をかけようとした手が止まった

いや、動けなかった、想像もしてなかった

「辛かったな」その言葉が今のAには重く、心に響いた

白ひげ「だがな、それがなんだ、弟を殺したのはお前じゃない、その海賊だ、」

貴方「っっ…」

白ひげ「ここにいる奴らはみんなバカヤロー共だAをすぐに『家族』として見る、Aの新しい家族だ｣

貴方「っっ…う、うわーーーーーーん！！！！」

再び泣き出してしまった、それもそーだ14歳だとしても家族を失った悲しみは大きい、だけどまた自分を家族として接してくれるのだ

やがて泣き疲れて倒れてしまった、それをマルコが支えた

マルコ「…今日はよく泣くよぃ」

Aを横抱きにしマルコは言った

マルコ「…そして、そこにいるんだろぃ？お前ら」

白ひげ海賊団「？！？！」

マルコ「バレバレだよぃ…(o´Д`)=з」

サッチ「だ、だってそりゃー気になるだろ！」

イゾウ「それに、これからオレ達の家族になるんだろ？」

ビスタ「家族に秘密ごとは無しだぜ」

マルコ「はぁー、まぁ説明する手間が省けたよぃ」

白ひげ「グラララ！今日は宴だァー！！」

白ひげ海賊団「おぉー！！」