彼は冷酷ではない ページ8
「はい、次」
変な緊張を持ちながら教卓へ向かう。
『…国見川あなたです。テニス部に入る予定です。』
私がそう言うと、クラスメイトの視線が国見くんに向いた。
さよなら。私の平和な日常。
自己紹介後の休み時間は大変だった。
「国見川さん！国見くんと親戚なのー？」
「入学式の時も思ったけど、可愛いね！」
「はーい！次俺！好きな食べ物は―？」
とか、想像以上の質問攻め...
苗字が似てるから親戚なのかって、それはどうなの。
でも女の子が多いのは嬉しかった。
国見くんも囲まれてるなー…後ろだから表情は見えないけど。
なんて思いながら困っていると国見くんが助けてくれたのか、私を囲んでいた人たちまでいなくなっていた。
話しかけられるのも嫌だろうけど、お礼くらい言わなきゃと思い背中をぽんぽんとつつき、『国見くんありがとう』と伝えた。
最初はめんどくさそうに返されたけど最後に「そっか。ならよかった。」と言った彼の顔はとても穏やかだった。
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チベスナ - はい！これからも応援しています！！ (2021年10月9日 17時) (
レス) id: 58738fdd88 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご(プロフ) - チベスナさん» ありがとうございます( .. )楽しいと思ってもらえてる方のためにも少しずつですが更新していきますので、温かく見守っていただけると嬉しいです (2021年10月9日 16時) (レス) id: 0d5ab6e814 (このIDを非表示/違反報告)
チベスナ - 頑張っているのに荒らしなど……悲しいですよね。でも、そんなに気にしないで下さい。どこかに必ず貴方の作品を面白いと思っている人はいる！少なくとも、私は貴方の作品、とても面白いと思いました！なので、めげずに頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年10月8日 23時) (レス) @page7 id: 58738fdd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおりんご | 作成日時：2021年10月7日 17時
