春、襲来 ページ3
休み時間、案の定俺…いや、俺たちはクラスメイトに囲まれていた。
「ねぇねぇ！2人は同じ小学校なの！？」
「それとも親戚〜！？」
「国見くん、バレーできるの？すごいね〜！顔がいいだけじゃなくてスポーツも万能かぁ！」
バレー部に入るとは言ったけど、スポーツ万能って何。
運動部=スポーツ万能って頭ん中お花畑かよ。
「はぁ…。違うって言ったよね。俺眠いんだけど。どいてくんない？」
「あ…ごめんね…」
「質問攻めだったね、ごめんね…」
「あと、国見川さんも困ってるし、もうすぐ授業始まるから席戻ったら？」
冷たく周りをあしらうと怖がって席に戻る女子と少し悔しそうな男子。
あいつらのせいで休み時間なくなったんだけど。
なんて思ってると後ろから背中をぽんぽん、とつつかれた
『国見くん、ありがとう』
今度はこっちと話さなきゃかよ。とか思いながら、うるさいの嫌いなだけだから。と一言
『私もあぁやってぐいぐい来られるのは好きじゃないから…』
と苦笑いする姿を見て本当に感謝されてるんだなと思った。
思えばこの時から彼女に惹かれていたのかもしれない。
「そっか、ならよかった」
なんて柄でもない言葉を並べた。
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チベスナ - はい！これからも応援しています！！ (2021年10月9日 17時) (
レス) id: 58738fdd88 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご(プロフ) - チベスナさん» ありがとうございます( .. )楽しいと思ってもらえてる方のためにも少しずつですが更新していきますので、温かく見守っていただけると嬉しいです (2021年10月9日 16時) (レス) id: 0d5ab6e814 (このIDを非表示/違反報告)
チベスナ - 頑張っているのに荒らしなど……悲しいですよね。でも、そんなに気にしないで下さい。どこかに必ず貴方の作品を面白いと思っている人はいる！少なくとも、私は貴方の作品、とても面白いと思いました！なので、めげずに頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年10月8日 23時) (レス) @page7 id: 58738fdd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおりんご | 作成日時：2021年10月7日 17時
