はち。 ページ11
『...ねむ。』
青空にぽっかり浮かんだ雲を見ながら呟く。
昨日はしっかり寝たけど、こんなにふわふわのんびりして浮いてる雲見てたらさぁ...
眠くなるよね(？)
え？ならない？
まぁそんなことはどうでもよくて←
任務のこと考えなきゃ。
えーっと、とりあえず全員と仲良しごっこして...
いろいろ情報を引き出そう。
いくらマフィアでも、普段から仲良くしてたら少しくらいプライベート出るよね？
それにしても、
『さとみくん、、』
「はーい？」
『きゃぁ?!』
バッと後ろを振り返ると、笑顔でヒラヒラと手を振っているご本人。
「おはよ〜Aちゃん！」
『えっ、えっ?!なんでここに?!あ、お、おはようございます？』
「慌てすぎw」
待って待って待って待って。
え、私のひとりごと聞かれちゃった系？
え、聞いちゃった？
『あの、なんか私言ってました？』
「ん？うん、言ってたね。」
あ、やば。
『なんて言ってました？』
「んーっと、仲良しとか、プライベート...とか？」
うわぁーめっちゃ聞かれてたぁー！
ひとり慌てる私を見て、首を傾げるさとみくん。
「んで、なんの話？」
『え...全部は聞いてないんですか？』
「うん。さすがにそんなことしないからw
ってか、タメでいいからねって言わなかったっけ？敬語外して？」
あ、良かった。
全部聞かれてなかった。
『敬語は...慣れたら外しますね。
それより、ほんとに聞いてないですよね？』
「なんでそんなに疑うのw 全部は聞いてないってw
...もしかして、聞かれちゃまずい内容だった？」
目が一瞬だけ鋭くなった。
『...いいえ？』
にっこりと笑って返す。
その状態のまま、沈黙が流れる。
「さとみく〜ん！！」
「ざとみ〜っ！」
「置いてくなよおぉ!!」
さとみくんの後方から信号機組が息を切らしながら走って来た。
「ごめんてw」
いつもの笑顔で軽く謝っている。
いや、切り替え早すぎ。
「おはよっ!Aちゃん！」
「おはようございます!」
「はよ〜！」
『莉犬くん、るぅとくん、ころんくん、おはよう！』
「Aちゃん聞いて?!さとみくんったら、Aちゃん見つけた瞬間1人で走ってったんだよ？」
ぷんぷん怒りながら莉犬くんが言う。
「僕たち置いて、ピューっと走って行っちゃったんです！」
るぅとくんの意見にころんくんもこくこくと頷く。
「だからごめんてw」
「も〜...あ、ねぇ学校遅刻しちゃう！！」
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maru(プロフ) - かなとさん» 申し訳ございません。教えてくださりありがとうございます！編集したのですが、これで大丈夫でしょうか...？ (2019年6月12日 17時) (
レス) id: 0063cfbff0 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月11日 23時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maru | 作成日時：2019年6月11日 22時
