検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:15,248 hit

ページ20

Aside


ころん「A。」

『ん?』

ころんくんに話しかけられたのは、帰る間際。

今日はみんな用事があったので一人で帰るつもりで準備をしてた。

(そういえばころんくんは予定あるって聞いてなかったな…)

ころん君はポケットから一つのものを差し出した。

ころん「これ。プレゼント。」

『ネックレス?なんで急に…』

ころん「体験があったから作ったんだ。きっと似合うよ。」


『ありがとう!付けてみてもいい?』

ころん「うん。」

チェーンの先には小さな押し花を封じ込めたようなガラスの玉。

とても綺麗だった。

私は気づくべきだった。この懐かしい気配を。

ふっところん君は私の顔隠しのフードを取った。

『どうしたの?』

ころん「ふふっ…」

ころん君が微笑んだ瞬間、目の前が真っ暗になった。





ーーーー




目が覚めたら、また知らない天井。

揺れる青い髪。

ころん「おはよう、A。」

『え?ここは…』

ころん「僕が作った部屋。」

部屋を見渡せば出口の見えない部屋で殺風景な部屋。

『なんで?何かの実験?』

この部屋から出る試練的なものを頭に浮かべていた。

ころん「ちがうよ、これから二人でここに暮らすんだ。」

ころん君の目は黒く光っていた。

そうだ、あの人たちと同じ目だ。



私の呪いにかかった人たちと








同じ目をしていた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , 魔法
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆるれ - 早く続きが読みたいです!!更新頑張ってください!! (2022年1月22日 6時) (レス) @page30 id: ab218b42ff (このIDを非表示/違反報告)
ましゅん2 - Ri_さん» 一緒だわー。てか、語彙力ぼく、20個頼んだのに、荷物行方不明・・・( (2021年7月26日 13時) (レス) id: 7315e1e280 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_ - アホの化身さん» 語彙力1つ注文したのに未だに届かない・・・ (2021年4月5日 1時) (レス) id: d772f84a02 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - 語彙力の魔法欲しいなー (2021年4月3日 21時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 待って…莉犬くんが捕まえてくれた所のお話抜けてる… (2021年2月2日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひかり | 作成日時:2021年1月7日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。