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ハルカの家に着いて、レポートを一通り終わらせるとアイスを出してくれた
ハルカ「なんか元気なくない?」
ハルカはすごいな。ポーカーフェイスのつもりなのにいつも変化に気づいてくれる
「ハルカの家来る前久しぶりに偶然海斗に会ったの」
ハルカ「話せたの?」
「うん、パソコン使えないの知ってるからこれからも聞いていいよって」
ハルカ「その優しさがAを苦しめてるのか」
「…好きなのか依存なのか分かんない」
ハルカ「離れてみてどういう付き合い方をすれば良かったのかが分かって戻って何か変わるなら戻れるんじゃない?」
「…」
ハルカ「戻る感じじゃないのか」
頭にふと過ぎったのは松田くんの顔だった
海斗が彼くらい頑固な私のテリトリーに踏み込んでくる人ではないから戻ったところで変化がないことは安易に想像ができた。
「海斗とは、1回違う誰かと恋愛してから出会いたかった」
つくづくタイミングが最悪なんだ
ハルカ「まぁそれくらい好きだったんだよ」
ハルカに頭をぽんぽんされて、じんわり涙腺が熱くなって涙が零れないようにどうにか堪えた
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sun - コメント失礼します。 すごくキュンキュンしてすぐ読んでしまいました。 次の小説も続編も楽しみにしてます!頑張ってください!! (2021年12月24日 17時) (レス) @page31 id: e878fe8712 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - これさん» ありがとうございます!続編を作るかまた元太くんで違う小説を作るかで迷ってたので参考にさせていただきます!! (2021年11月29日 14時) (レス) id: c3dba5aa4a (このIDを非表示/違反報告)
これ(プロフ) - コメント失礼します 大変面白く、一気読みさせて頂きました!もし宜しければ番外編作って下さい! (2021年11月29日 1時) (レス) id: 9cdc7cb2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:fon | 作成日時:2021年9月11日 2時