目覚めと涙の段 ページ2
目覚めるとそこには乱太郎たちがいた‥‥
新野先生を呼びに行った乱太郎たちが戻ってくると新野先生は安堵したかのように診察を初める
土井先生も医務室にやってきた
土井「‥‥新野先生、どうですか?」
新野「‥‥今のところは、大丈夫そうですが‥‥体にはいろんな負担がかかりすぎていて
全快のように授業を受けたりするのは難しいかと思います」
土井「‥‥っ!そぅ、ですか‥‥実技全般‥‥ですか?」
新野「はぃ実技はもぅ‥‥体は難しいかと思いますよ?」
「‥‥大丈夫ですよ‥‥みんなが元に戻った、それだけで僕はうれしいです‥‥
僕はあの時、‥‥死ぬもんだと思っていましたから‥‥」
あの時というのは
上級生たちが僕に一斉攻撃してきたこと。その時既に一度死んでいるようなもんだから‥‥
乱太郎「そんな‥‥それじゃあ、A先輩は‥‥もぅ涙目)」
きり丸「そんなのって、‥‥ないっすよ!!なんで、A先輩なんすか!!
っ先輩は、何も悪くない!むしろ、俺たちを助けてくれたのに!!」
しんべヱ「もぅ、‥‥忍びを目指せない体になっちゃったんですか?」
土井「‥‥乱太郎、きり丸、しんべヱ」
八左ヱ門「‥‥今の話、本当なんすっか」
「…八、それに‥‥みんなも」
兵助「や、やぁ‥‥A。Aが目を覚ましたと聞いてここに駆け付けたんだけど」
八左ヱ門「そんなことより、新野先生!その話ほんとうなんですか!?
忍びを目指すのは難しい身体になったって!!なんで…」
最後のほうで弱弱しく訴える八に新野先生は目を伏せながらこたえる
新野「‥‥竹谷君、久々知君…君たちが知っているように…彼の身体はすでに余命宣言の日を過ぎている‥‥それでも彼は病に負けず頑張って生きているそれは喜ばしいことですが。
あなた達も思い当たる節があるように彼の身体はもう限界を超えているんですよ‥‥
今体を起こして話しているだけでも軌跡に近いのです」
「‥‥新野先生…それは言いすぎじゃないですか?」
新野「いいえ、決して大げさに言っているわけじゃありません
私だって驚いているんですよ?あなたの生命力の高さには‥‥最悪の場合このまま目を覚まさないでいるのだと確信すらしていたほどですから」
そんなに僕の身体はボロボロだったのか
まぁ、そうか
一度皆に攻撃をされて死にかけた
二度目は神様にお願いして僕の身体を無理やり回復させた
本来なら二度目なんてないはずなのに
でも僕はまだやることがある
それまでは、死ねない
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おんぷ - なんか、完結状態になってますがいつか続きが読みたいです。 (3月20日 0時) (レス) id: 4cbcaaccff (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - テマリさん» 初めましてうれしいコメントありがとうございます!ほかの委員会の展開どう直そうか悩んでて中々更新できない状態でいました!何度も読んでくださりありがとうございます!何とか完結できる鵜ように頑張りますね! (2023年4月9日 23時) (レス) id: 306cc09e04 (このIDを非表示/違反報告)
テマリ - 初めまして!ずっと前から何回も見直して毎回泣いてます。主君の儚い想いが伝わってきて、どんな最後になっても忍たまのみんなが主君の事を忘れないでくれると嬉しいです。明日も明後日もこの作品を読み続けたいと思います! (2023年4月9日 2時) (レス) @page24 id: 605f236d29 (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - もんちゃんさん» 初めまして、うれしいコメントありがとうございます!最後のほうは、まだ展開を決めていないです。なので結末が更新されるまで楽しみにしていてくれると嬉しいです。天女作品は初めてなんでグダグダで申し訳ないです。 (2022年10月23日 12時) (レス) id: 306cc09e04 (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - 初めまして!!物語の内容がとても好きです!!一度壊れた信頼って取り戻すの難しいですよね。主君には頑張って欲しいです!!質問なんですけど最後に主君は亡くなるパターンですか? (2022年10月22日 9時) (レス) @page23 id: 46474643e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼真 x他1人 | 作成日時:2020年6月27日 23時