【鬼滅の刃】後藤の妹です。

ブラコン度12％ ページ13

声のしたほうへと向かっていたら









「これで、10人目かあ。」





そんな声が、どこからか聞こえてきて。








なんでかわからないけど、それはとても嫌な感じがして。



「急がなきゃ」






そう、おもって








疲れとか、今後のこととか考えないで呼吸を使ってその声がしたほうに向かう。




そしたら、




すこしずつ、すこしずつその声が近づいていって









緑の身体がみえて。







次に、沢山の手が見えて。








そして、次にその手につかまった錆兎が見えた。








すこし見えた錆兎の姿は、少し血で汚れていて









それをみた私は、堰が壊れたように叫びながらその鬼へと向かっていった。









「その手を離せ！！！！！！！！！！！！！！！お前の薄汚れた手で私の友達に触ることは許さない！！！！！！！！！！」









流石の私も、堪忍の緒が切れた。







「来るな！」









錆兎のそんな言葉は、聞こえなかった振りをして錆兎をつかんでいた鬼の薄汚い手を





「隠の呼吸・肆の型＿能鷹隠爪」






斬った。

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