【鬼滅の刃】後藤の妹です。

ブラコン度11％ ページ12

そして、着々と試験は進み6日目。






「隠の呼吸・弐の型＿怨望隠伏(えんぼういんぷく)」






弐の型を使い、鬼の頸を切ると鬼はまるで影のようにすうっと消えていく。






錆兎に出会ってからの5日間。私は一人で行動していた。





色々あぶないところがあったが、なんとか生き残ることができた。



「う〜ん、大分鬼も減ったね…？」



周りを見渡しながらそうつぶやく。はじめは結構いた鬼だが、今では本当に少なくなってしまった。





はじめのほうは、周りを見渡せばいるみたいな感じだったのだが今では見渡してもなかなか見つからない。結構斬れた、ってことでいいのかな？




「でも、油断大敵、って兄ちゃんも言ってたし！絶対油断しちゃだめ！！」






そうやって言い聞かせて自分の頬をバンッと両手で挟む。






そうやって、気合を入れなおした瞬間鬼の声が聞こえてくる。







「やっぱ兄ちゃんの言うことは正しかったんだね!！！！！！！！！！！！」







そう叫んで、声のしたほうへと足を進めた。







どうか、皆生きていれますように。









そう、願いながら。

ブラコン度12％→←ブラコン度10％

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す