Minha princesa_2【ペルソナ5A】 (ページ9)

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52#新たな出会いページ9

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貴「……！」

モ「ん？どうしたスペード」

館内を調べていたら、スペードが辺りをキョロキョロ見回し初めた。

蓮「スペード？」

杏「どうしたの？」

貴「…っ」

竜「あ、おい！？」

急に走り出した。

まるで何かを見つけたかのような。

スペードを追いかけると、彼女は森が描かれた絵を見ていた。

竜「それが気になるのかよ？ただの絵だぜ？」

貴「……」

スペードは恐る恐る絵に触れようとした＿＿＿＿

つん、と触ってみても何も反応しない。

＿＿＿＿と、思ったら

？「ニャーー！！」

モ「ニャアアアアアア！！？？Σ(ﾟдﾟlll)」

杏「Σ えぇぇ何ィ？！」

何か灰色の物体が絵の中から飛び出してきた。

その物体はモナに直撃し、モナは下敷きになってしまった。

竜「な、なんだぁ？」

？「は～…何かわからないけどやっと出られた。まったく迷路なのよこの絵の森は…謎解きも多いし、頭が疲れたわよ。

……ん？」

灰色の物体…その姿は＿＿＿＿

竜「モルガナのメスバージョンだぁぁ！？」

？「メスって言うんじゃない！」

そう…モルガナにそっくりなネコ…ネコなのか？

？「アナタ達、このパレスのシャドウじゃないわね。仮面があるって事は…ペルソナ使いって感じ？」

杏「パレスとペルソナの事を知ってるの！？」

蓮「お前は誰だ？」

竜「そうだ！何者だよメスネコ！」

？「失礼ねガイコツ。メスネコじゃなくて、私にはちゃんと「ネヴィア」って名前があるのよ」

ネヴィア…？

竜「モナと似てやがる…」

ネ「モナ？」

杏「えっと…ネヴィアが踏んでる…」

ネ「？……あら…」

モ「にゃ～…(๑ρ๑；)」

モナを踏んでいた事にようやく気づいたネヴィアはピョンと飛んで華麗に着地する。

姿はモナに確かに似ているが、毛並みの色はロシアンブルーよりも薄い灰色。ふわふわした尻尾。
首にピンクのリボンに赤いウエストバッグ。

瞳の色は翡翠色だった。

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