Minha princesa_2【ペルソナ5A】 (ページ22)

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63#祐介と真実をページ22

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斑目「そんなとき、模写でもいいから譲って欲しいと言う人が現れてな。

お前の才能を伸ばすにも…金が要るのだ。
浅はかな商売に手を出してしまった私を、どうか許してくれ…」

祐「や、やめてください」

杏「なんか変…おかしくない？エライ先生が模写を使って商売なんて」

斑目「お前に何がわかる！？」

モ「アン殿！」

モルガナが布をかぶった絵に飛び移ろうとした途端、布がズレて隠れていた絵が現れた。

その絵は＿＿＿

祐「これは…」

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雨宮蓮side

絵の中を何度も探索しても、先に進めない。

竜「ダメだ～！また同じところ戻って来ちまったー！」

蓮「はあっ…はあっ、まるで迷路だ」

ネ「そう…ワタシが入ってきた絵も、全部迷路だったわ。

中は絵という絵。

ワタシ達はマダラメやユウスケと違って芸術の見分け方もわからないから進めないのよ」

竜「こんなん無理だって！俺ら芸術的なセンスまるでねーもん！」

＿＿＿'' ピーッ"

竜「げっ」

ネ「ちょっと動きすぎたわね」

蓮「いったん引こうっ」

扉が開いたんだ。一つ目的は達成された。

あとはモルガナ達が無事にあばら家から脱出すれば…

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貴女side

布をかぶってたのは「サユリ」だった。

祐「これは本物の「サユリ」！盗まれたはずでは…！」

斑目「違う！これも模写だ！」

祐「いえ、俺にはわかります。この絵に支えられて…俺はここまでやってきたんです。

先生は嘘をついている。真実を話してください」

斑目「…疑うのか？この私を」

斑目の最終手段なのか、ケータイを取り出し始めた。

斑目「警備会社に通報してやったわ！これ以上騒ぎ立てるなら…祐介！お前ま警察に突き出してくれる！」

まずい…

祐「何故です？！俺はただ真実を＿＿＿」

斑目「真実などお前が知る必要はない！」

モ「シャーッ！！」

モルガナが斑目に飛びかかった。

モ「逃げるぞ！アン殿！(カナ名)！」

貴「(喜多川くんも…！)」

祐「！？きみ…っ」

斑目「無駄だ！すぐに駆けつけて来おるわい！」

杏はスマホを取り出してナビを開く。

祐「高巻さん！」

杏「！」

あ、まずい…

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