Minha princesa_2【ペルソナ5A】 (ページ21)

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62#「サユリ」の模写ページ21

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sideなし

＿＿＿＿マダラメパレス

ネ「今気づいたんだけど…マダラメに見せた後の彼女達のこと、考えてなかったわ」失敗したわ～

竜「あ、そういえば…」

＿＿＿＿'' バチィ "

ジョーカー達が待機していた場所。

目的の扉が開いた。

ネ「開いたわ。あとは警備システムを解除するだけねっ」

中に入れば巨大な額縁に挟まった絵。

ネ「手を突っ込んでみなさい」

蓮「？」

ジョーカーが絵に触れると、手が絵の中に入り込んだ。

竜「入れるのか？」

ネ「この絵は入れるみたいね。行くわよっ」

竜「あっ」

2人と1匹は絵の中に飛び込んだ。

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貴女side

真っ暗な保管庫の電気をつけると、信じられないものを見つけてしまった。

杏「えっ」

祐「これはっ…」

杏「この絵、確か…「サユリ」？なんでこんなにたくさん…」

貴「…？」

この布に被ってるもの…何？

斑目「出て行け！」

祐「先生、これは…？」

保管庫には、昔盗まれたとされている「サユリ」の絵が大量に置かれていた。

斑目「…はあ。…この「サユリ」は特別なルートで売ってもらっているものだ」

祐「そんな、どうして？」

斑目「本物の「サユリ」が盗まれてしまった事は、お前だって知っているだろう？以来、私はスランプに陥っている」

祐「スランプ？」

斑目「そこから脱却するため私は原点に立ち戻り、もう一度「サユリ」と向き合った」

嘘だ

全部嘘だ

だって、わかるんだ

斑目「かつての感覚を取り戻そうと、私は必死だったのだ」

杏「ね、A…あれ、嘘？」

貴『嘘。欲望の色が変わらない』

ドス黒く、赤黒い蝶が舞う

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