Story80＊優と… ページ37
・
夜
貴女side
帝鬼軍に来てから何日たったかな…
だんだん喉が…
今私は優の部屋にあるベランダに出て夜空を見上げていた。
貴「(随分長くいるような…)」
優「A、どうした？」
貴「…優…」
優「なんか悩み事でもあるのか？」
貴「ない、かな…」
優「そっか。…なんか悩みあんなら言えよ？」
貴「……ありがとう」
優は…優しいな…。
優「……なあ、A」
貴「？」
優「ちょっと…聞いてもいいか？」
貴「…いいよ」
なんだろ…
・
・
優「なんで死にたいんだ？」
貴「_____え？」
優「グレンとやり合った後…おまえ「死のうとばかりだ」って小声で言ってたろ？」
うそ……
貴「……聞こえて…たんだ…」
優「ああ」
あの時つい口に出してしまった。
聞こえていたんだ…
優「A、俺にまだ言ってないことあるだろ？
それがおまえの悩み事か？」
貴「ちが、う…」
優は真剣な目で私をジッと見る。
優「言ってくれ…」
貴「……」
……そんな目で見られたら…もう優には隠し通れないや…
貴「弟の話…前にしたよね？」
優「ああ、したな」
貴「_____世界が滅んだあの日…弟は死んだ。
私は独りになりたくなくて……弟の後を追おうとした……
でも…出来なかった…」
優「………吸血鬼の血を飲まされて、吸血鬼になったから」
貴「そうだよ…
吸血鬼になっても…私は死を望んでいた…」
優は黙り込んで下を向いた。
貴「これ…ミカにも言ったんだけど、ね」
優は何も言わない。
優「__________やめろよ」
貴「……え…」
優「死のうなんて、考えるなよ…！」
優は悲しい目で私を見た。
・
・
Story81＊優と…(続き)→←Story79＊シノア隊と…(続き)
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黒なっち(プロフ) - リオンさん» ああああありがとうございまぁぁぁぁぁすがががが↑↑(°▽°) (2017年7月15日 20時) (
レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - 黒なっちさん» いえいえ^^キングダムハーツの方も見させていただきました！更新、頑張ってください！ (2017年7月15日 18時) (レス) id: fabdb07e65 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - リオンさん» 4週間以上も携帯待ってましたぁぁ(T▽T) ありがとうございます(o^^o) (2017年7月15日 18時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リオン(プロフ) - 携帯復活して良かったですね！絵がとてもお上手なんですね…羨ましいです (2017年7月15日 18時) (レス) id: fabdb07e65 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - なうなうさん» めっちゃ返信遅れてしまって本当にごめんなさい！！！応援ありがとうございます！！！ (2017年5月30日 20時) (レス) id: affaa888b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒なっち | 作成日時：2017年1月11日 14時
