160夜*きっと大丈夫 ページ31
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五条悟side
冥冥こと冥さんの術式で鴉の視界を通した映像を僕含め教員達が観る。
冥「面白い子じゃないか。さっさと二級にでも上げてやればいいのに」
五「僕もそう思ってるんだけどさ、禪院家が邪魔してるくさいんだよね〜。
素直に手の平返して認めてやりゃいいのにさ」
冥「フフッ、金以外のしがらみは理解できないな」
五「相変わらずの守銭奴ね。
それより、さっきからよく悠仁とAの周りの映像切れるね」
僕の問いかけに冥さんは動物は気まぐれなのだと笑いながら言い放つ。
明らかに絡んでるなぁ…バレバレだよ
五「ぶっちゃけ冥さんってどっち側?」
冥「どっち?私は金の味方だよ。
金に換えられないモノに価値はないからね。なにせ金に換えられないんだから」
まあ冥さんは本当に金しか興味ないんだろう。
けどたぶん…口封じ料も払ったって事かな。
まあある意味、冥さん答え言ってくれたようなもんだけどね。
BA・RE・BA・RE☆
五「いくら積んだんだか!
(…何を企んでるか知らないけど、もう簡単にどうこうされる悠仁とAじゃないんだよ)」
そんな話をしていると、パンダが呪霊を祓ったことで呪霊に貼り付けた呪符一枚が赤色に燃える。
五「一対一かぁ…皆ゲームに興味なさすぎじゃない?」
歌姫「なんで仲良くできないのかしら?」
五「歌姫に似たんでしょ」
歌姫「私はアンタだけよ」
て言っても…
こうなるってわかってたから、できるならAを交流会参加を避けたかったんだけど…
あの子の事だから「出る!!」て言うし…
ジジイには警告したはずなんだけどなぁ
まったく理解もクソもない
だからAが呪力をなんも調整して流したり練ったりしていない事がわかったから、出来るようになるまでそれを機に交流会までの期限をつけたんだけど…
あっさりクリアされたぴえん←
五「(さすがと言うべきかなぁ…)」
けど思う事は悠仁と一緒だ。
そう簡単にはあの子はやられない
きっと大丈夫
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作者名:黒なっち | 作成日時:2024年10月25日 23時