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ずっと仕事ばかりでゆっくりできる時間もなかったから今日は家でのんびりと2人で過ごす。
昼ごはんの時間が近づき、Aがキッチンで料理していていい香りがリビングまで漂う。
今日はハンバーグかな、ソースは和風？おろしソース好きなんだよね
ご飯できたよって声を掛けられて向かい合って食事が始まる。
久しぶりの手料理…本当美味しい。
家庭の味って良いよね。
「そういえば昨日〇〇駅周辺にいた〜？
なんかすごい似た人見ちゃってさ」
『え…？見間違いじゃない？』
彼女の作った色取り取りの料理がのったお皿に視線を落とし、
「だよねぇ〜グレーのコートに白いブラウス着ててさ。
この前俺が買ってあげた黒のスカートあるじゃん？
あれだったのよ。
間違えて声かけちゃうところだった」
視線を合わせてにっこり笑う。
少し引き攣りながら、へぇ…なんて相槌を打つ可愛い彼女。
実際に見たわけではないけれど服の種類なんて洗濯物を見ればその場にいなくてもわかる。これは鎌。
「そんなわけないのにね？家に居るって言ってたし？」
Aは笑って誤魔化して…認めはしないんだね。
でもさぁ…そんな動揺してたら
否定してるつもりでも肯定してるようにしか見えないよ？
ほら、ちょっと唇噛んじゃってさ。
綺麗な唇なのにそんなことしないの。
「ま、そんな服着てる子なんていっぱいいるしね。
見間違えちゃった。」
そういうと安心したかのように笑うA、俺の一言で彼女の感情をコントロール出来ているのかと思うと気分が良い。
「最近忙しくて一緒に入れなくてごめんね？
今度その服着てデートしようよ」
『そんなこと気にしないで良いのに…
いつも頑張ってるの、私が1番わかってるから！
だけどデートは楽しみ。
私ね、行ってみたいところがあってね。ここなんだけど…』
タウン誌を広げてショッピングモールを指差しながら話を進めるA。
さっきの話を思い出すのか表情が時折曇る。
でも、嘘つくならもうちょっと上手に演技しなきゃね。
もう翔太とは会うこともないだろうって思ってたけど俺の詰めが甘かったかな？
誰にも言ってないのに、翔太の方もなんでここに居るって知ってんだよ…
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saku - ふっかさん最高じゃないですか！ほんっとにあわあわ言いながら興奮してました笑 (2022年2月27日 23時) (
レス) @page41 id: e57b15e16c (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ちょっと影があるようなふっかさんとの展開気になります🥺🥺❗️ (2022年2月22日 2時) (レス) @page35 id: f159bcba7d (このIDを非表示/違反報告)
みきぽん(プロフ) - ここ数話で全然角度変わってきちゃってビックリしましたwww彼はこういう役似合いますね…ヤバくても最高と思わせてくるあたりがスゴい…笑 (2022年1月27日 21時) (レス) @page20 id: d15824612d (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 初めまして、読ませていただきました。普段コメントとかしないのですが、これはヤバいですね！続きが気になります！執筆頑張って下さい！ (2022年1月27日 15時) (レス) @page20 id: 3d8af2fe42 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - めちゃくちゃいい人じゃんと思ってルンルンで読み進めていたらとんでもない人で絶句しました笑 どこで真実に気づくのかそれとも真実に気づくことなく終わるのか楽しみです！ (2022年1月24日 21時) (レス) @page18 id: 689210a836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ
| 作成日時：2022年1月23日 17時
