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♯3 ページ4

(帝統side)



ちゃんと食器も濯いで、暇だったのでテレビをつけて自分の家のように寛いでいた


「にしても、最初は酒臭ぇしめんどくせーって思ったけど、案外良い奴だなぁ」


ふと、今までのことを振り返ってみてポロッと出た独り言を



「えへへ、それは良かったぁ〜」


「うぉ!?…い、居たのかよ!」



完全に聞かれていた


風呂上がりのAは拭いたんだろうけどまだ髪が濡れてて、水が滴ってる



「ちゃんと拭けよ、風邪引くぞ」


「あぁ、だいじょぶだいじょぶで〜す
ちゃんと乾かすからぁ

あ、それより帝統もお風呂入ってきなよぉ!
着替えは……下着は無理だけど私の服デカいのあるからそれ貸してあげるねぇ」



え、それってノーパンってことか…?


でもまぁ文句言えねーし…



「…じゃあ、風呂借りるぜ」


「はぁい」



パンツどうしようとか、服サイズ大丈夫かとか、色々心配だけどとりあえず風呂に入ることにした





「うわ、全部女モン…」



服を脱いで風呂場に入ると、シャンプーやらなんやらが目に入った


まぁ全部女モンなのは当たり前か…


それにしても風呂も綺麗だなぁ
全然汚れてねぇ…



「あっ、ゆっくりしてる場合じゃねぇ…

早く上がらねーとな」



流石にゆっくり浸かるのも気が引けたから、シャワーだけして上がった





風呂から上がると脱衣所にはタオルと部屋着が用意されていた


服は丁度いい感じで入った



「良かった…」



一安心して、髪を拭きながらリビングへ戻ると…



「A、風呂さんきゅ……な」


「…………」



Aはソファに横になっていた


近づいてみるとスースーと寝息を立てている


テレビはつけっぱなしでテーブルには酒…



「はぁ……どんだけ酒好きなんだよ…

こりゃ明日二日酔いだろーな」



とりあえずテレビ消して酒を冷蔵庫に入れて


ついでにさっきの食器洗ってやろうと思ったら、既に洗われていた


けど蛇口から水が少し流れている…



「しっかりしてんだか抜けてんだか…」



水を止めて、寝室を探しAを抱えてベッドまで運んだ

♯4→←♯2



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作者名:モーニング兄弟 | 作成日時:2019年5月24日 13時

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