episode 33 ページ34
ローside
ロ「全員集まったな」
べ「.......A以外だけどね」ｸﾞｽｯ
置き手紙とミヤコワスレ。
きっとここにいるヤツら全員が薄々気づいてる。
ロ「...Aからの手紙によるとこうだ。
『少し旅をしてきます。キャプテンや皆の迷惑になりたくないし、お荷物にもなりたくないからハートの海賊団を抜けさせてください。自分勝手な私を許してくれるとありがたいです。今まで本当にありがとう。ごめんなさい。』
だそうだ。」
シャ「.......は？」
イ「ちょ.......ちょっと待ってください、キャプテン。
じゃあ、Aはもう帰ってこないってことですか？？」
ロ「そういうことになるな」
シャ「ふっざけんなよ！あいつ!!!!
すぐ捜し出してぶん殴ってやる！」
ペン「落ち着け、シャチ。
....きっとなにか理由がある。」
べ「そうだよ！.......それにA、もう俺たちのところに帰ってこないって本心で思ってるわけじゃないと思う。」
ロ「....最近あいつの様子がおかしかったことはあるか？」
シャボンディ諸島で一人で行動してる時に何かあったのか。
戦闘中に何かあったのか。
何もわからない。
思えば昔からあいつは本心を隠す癖があった。
過去のことは何一つ語らなかったし、麦わら屋と兄弟であることも俺は昨日知った。
ペン「あ。」
シャ「なんだ！なにか思い出したか!!」
ペン「そういえば、あいつ...。
ニュース・クーが落とした新聞をずっと見てたな。」
ロ「ベポ！新聞持ってこい」
べ「アイアイ！キャプテン!!!!」
.
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作者名：片寄 | 作成日時：2019年8月28日 21時
