手の鳴る方へ (ページ32)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:21,172 hit

episode 31 ページ32

.

天候良好。
船出日より。

あ「よし！.......行くか！！」

なわけなく

あ「あー暗。真っ暗じゃん。
やっぱ夜中に出航はキツかったかなぁ
でも、バレるのも面倒だし。」

何より急がなきゃいけない
リミットは迫ってる
もたもたしてる間に

あ「....エースが処刑されちゃう。」

白ひげ海賊団2番隊隊長のエースは昔から私よりしっかりしてた。
いっつも先頭を歩いて導いてくれてた。
私より年下なのに助けてくれた

エースにはエースの旅があることは重々承知してる。邪魔しちゃいけないのも分かる。

あ「.......兄弟なのに黙ってみてられるか。」

私は例えルフィが危険な目にあったとしても助けに行く。
求められてなくても行かなきゃいけない。

あ「あいつらのお姉ちゃんだもん
しっかりしなきゃ。」

キャプテンや皆と離れてすごく寂しい。
本当はついてきて欲しかった。
心細いから一緒に来てって言いたかった。

でもこれは私たちは兄弟の問題
何も関係がないキャプテンや皆を巻き込むことは私にはできない。

あ「.......いかん！落ち込まない！気分を下げない！全て上手くいったらキャプテン達のところに戻ろう。」

向かうはインペルダウン。

無傷で終わるはずがない。

.