episode 4 ページ4
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キャプテンと2人で買い出しがおわって船に帰ってるところなんだけど物凄く機嫌が悪い。
なにかやっちゃったっけ？
ひと暴れしたことバレてる？？
は！それか能力で出したラフレシアの匂いが服についてるとか！？
あ「...いや、くさくないな、」
ロ「何言ってんだ。」
あ「んーキャプテン機嫌悪いの？
私何かしちゃったっけ？？」
ロ「ﾁｯ.......いや何もない。
なぁ。お前はさ」
あ「うん？」
ロ「俺の前から居なくなるとかないよな。」
あ「？ないよ？？」
ロ「お前もコラさんみたいに居なくなったりしないよな。」
ローの過去のことは知ってた。
大好きな人が目の前でなくなるのを目にしたら誰だってトラウマになる。
自分の前からいつか誰かがいなくなるんじゃないか。って
当たり前に喋っていた人も次の日無事に生きてられるかわからない世界。
いつ自分の前から姿を消すか不安で仕方がない世界。
死なないよ。とは言えない。
だってわからないもん。
心臓が急に止まるかもしれない。後ろから海賊に刺されるかもしれない。
死なないけど海軍に捕まってインペルダウンに投獄されるかもしれない。
でもただ一つ
一つだけわかってることがある。
あ「わたしはハートの海賊団 トラファルガー・ローの仲間だよ。
キャプテンを1人にすることは絶対しない」
1人で全てを抱え込んでしまうこのキャプテンを1人にしちゃ絶対いけない。
あ「これはベポもペンギンもシャチもほかのメンバー皆思ってることだよ。」
あ「たとえキャプテンが海軍につかまってインペルダウンに投獄されても助けに行く」
ロ「.............それはやめとけ」
あ「海王類なんて怖くない。
マゼランなんて怖くない。
私がいちばん怖いのはキャプテンが私の目の前からいなくなることだよ
皆思ってること。キャプテンだけがそんなに抱え込まなくて大丈夫」
ロ「....あーすまねぇ。
こんなにウジウジすんのはらしくねぇな
あのばあさんのせいだ」
あ「おばあさんなんていなかったけどなぁ...」
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作者名：片寄 | 作成日時：2019年8月28日 21時
