呪術師とソナーマン【Dr.STONE×呪術廻戦】

11話 突然の ページ11

五「傑が？まじ？」



皆が解散した後、五条先生に夏油傑のことを話すと、先生はただでさえ大きな目を更に大きく見開いた。

そういえば、目隠ししてないんだなぁ五条先生。いろいろ大変そう…。




五「マジかよ、ははっ。大変だねぇ。」

『笑い事じゃないですよ。』

五「わかってるよ。司に頼んで、術師バンバン復活させてもらうかぁ。あ、呪霊退治するなら杠に目隠し作ってもらわなきゃ。」




まったくホントに苦労のなさそうな人…。そりゃ、なにかしら苦労はしてるんだろうけどさ、なんて言うか…軽薄…。





『そういえば、五条先生はどうして復活したんですか？』

五「なんでだと思う〜？」

『呪術師だから、ですか？』




五「ピンポーン!!司達からすれば、僕らは超能力者みたいなもんだからね。重要な戦力なの。」






呪術師の情報漏れすぎじゃない？と五条先生は言う。

私のことも、羽京さん含む海自さん達にだけじゃなくて、南ちゃんにもバレてたし。









五「北東西南、だっけか？彼女の情報収集力エグくない？やばいよね〜マジで。」







そう言って五条先生は、立ち上がった。







五「じゃ、僕は司んとこ行って、呪術師復活させてもらうよ。ついでに杠に目隠し頼んでくるわ。」






あ、と五条先生は、振り返った。





五「傑のことは、他のみんなには秘密ね。」

『はい。』








ザッと音がして振り返ると、そこには大樹くんがいた。

え、もしや聞かれてた？





真正面から見つめられる。






大「ちょっと来てくれ！」





そう言って、彼は歩き出した。
突然の事で、私はただ彼の後について行った。

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