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30話目 ページ31

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《本日の花火大会は終了いたしました。お帰りなさいはお気をつけてお帰り下さい》



こ「終わっちゃったね」

『うん…』


ころんくんと私が階段を降りていると


こ「ねぇ、僕らって付き合ってるんだよ…ね?」


ところんくんが恐る恐る私に聞く

『そのつもり』

その途端、ころんくんが私の手を握る力が強くなる

そしてころんくんの邪気に笑う顔がたまらなく可愛かった。





帰り道、クラスの男子とジェルくんたちに会った


「え?!佐野?!」

「まじで?!」

「るぅとの次は佐野かー」

「って、相手…すとぷりのころんじゃね?」


『う…ほらもう、ころんくんがお面つけないから』

私はころんくんを見つめた

こ「いーの、この子僕のだからさ、手出さないでね」

ころんくんは私の手にそっとキスをした

『なっ』


「うっわ、リア充羨ま死…」

「なんか、拡散する気にもなんねーな」

「佐野は莉犬にしか興味ねぇと思ってた」


などと口々に話しているのが聞こえた


『莉犬くんは推しってだけだから!』


私たちが通り過ぎようとすると

男子軍のなかから、ジェルくんが出てきた


ジ「おめでとう。」


ジェルくんは笑顔で私たちを見た


こ「心にもない事は言わない方がいいよ」

私はころんくんはふざけていっているのだと思い、

やめなよ

と言おうとすると、ころんくんは真面目な眼差しを

ジェルくんに向けていた


ジ「ころんに言ってるんちゃうわ!Aちゃんに言ってるんや」


その反面、ジェルくんの眼差しはとても優しかった


『ありがとう』




「ジェル、お前はいい男だ。」

「世界中に女はもっといる!」

「お前なら大丈夫だって」



こんな言葉は私には聞こえていなかった






その後、彩乃たちとも会った


あ「あーらまぁ」

る「そういうことなの?!」


2人とも、とてもおどろいた様子だった


あ「ころんくん、Aを泣かしたら、まじで、ね?わかるよね」


こ「あ、はい」


る「Aちゃんはおめでとう!あのさる…ころちゃんに嫌なことされたらすぐに言ってね!」


わぁなんと頼もしいの

そのあと

しっかりと祝福もしてくれた


そして、るぅとくんは写真を撮ってくれた。

その写真をスマホのホーム画にした事は秘密で…





ころんくんは私を家まで送ってくれた。


こ「じゃ…ね、また時間できたら連絡するね」


そして、私の頬にキスをした


『顔真っ赤』


こ「うっさい!」



私たちの笑い声が、夜の街に響いた

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めぐみ - わかった!!そういうことかぁぁぁぁぁ!!納得。←は? (2020年3月22日 9時) (レス) id: 6022793049 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ - 限界突破の意味がわからない、、、 (2020年3月15日 15時) (レス) id: 6022793049 (このIDを非表示/違反報告)
かみあ@深夜浮上多めです - 初コメ失礼します…! ころんくんのツンツン具合がもうっ///((((テンション異常ですね 失礼しましたあの!これからも応援してます!更新頑張って下さいっ! (深夜にすいませんでした………) (2020年2月3日 1時) (レス) id: b637badbe5 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - コメント失礼します!!めちゃくちゃタイプです!!ころんくんのつんつん?が大好きなので!更新頑張って下さい!! (2019年11月19日 18時) (レス) id: be825a33ba (このIDを非表示/違反報告)
笹見 - ぬーさん» そうなんですね!でもこれも面白いのでこれから応援させていただきます! (2019年10月15日 0時) (レス) id: a7c0601b69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬー | 作成日時:2019年9月23日 18時

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