呪術廻戦 [短編] ３

えがお(棘) ページ20

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お題:クリスマス

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クリスマス当日は朝早く1番に会いに来てはプレゼントを渡してくれる棘くん。

棘「しゃけ！すじこ〜」

『わっ！こんなに？！』

しかも1つじゃなく両手にいっぱいくれるからこんなに貰っちゃっていいのかな…と少し罪悪感があるが、ニコニコ笑う棘くんの笑顔を見ちゃうと素直に受け取る以外の選択肢はない。

『棘くん！一緒に開けよ！』

棘「しゃけしゃけ！」

まるで小さい子供がサンタさんからのプレゼントを開ける瞬間みたいな空気で二人で開封する。
私は何が入ってるのかワクワクだし棘くんは私の反応が楽しみみたいだ。


『えっ？！これ私が欲しかったやつだ！覚えててくれたの？！』

棘「高菜！」

色々開けてみれば私がふとした会話で可愛いって言った物やテレビのCMでこれ欲しいかも〜とボソッと言った物を覚えてそれを全部プレゼントしてくれた。

『なんか私ばっかりこんな貰っちゃって悪いよ…』

棘「おかかー！」


私は1つしか用意してなかった。
五条先生にこれがおすすめだよって言われて買ったブランドのマフラー。

『私からはこれ！棘くん口元隠すから冬にはちょうどいいかなって思って』

そう言いながら渡すとまるで人生初めて誰かからプレゼントを貰ったんじゃないかってくらいわなわな震えながら喜んで抱き着いてきた。

そんな反応してくれるなんて私はいい彼氏をもったな〜と愛おしく感じ頬っぺに軽くキスをした。

『メリークリスマス棘くん』

棘「〜っ！ツナマヨ〜！」

と二人で笑い合いながら素敵なクリスマスの朝を迎えた



メリークリスマス(君の笑顔が最高のプレゼント)



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