手記参頁目 ページ5
車「切符を拝見します……。」
ゆらりゆらりと此方へ音もなくやってきた車掌が私たちの切符を切っていく。
切符を渡す時に、車掌の顔を窺うと目の下には酷い隈が浮かんでいて頬も痩せこけ、瞳に光を写していなかった。
そして、微かに漂う嫌な気配。
車両内の電灯が何度か点滅して、遂には消えてしまった。
暗闇の中で確信が確実な物に変わっていく。
『煉獄さん。……車掌さん下がっていて下さい。』
目の前に居るだろう煉獄さんにそう声を掛けると、電灯が再び点いた。
煉「うむ。火急のこと故帯刀の事は不問にして頂きたい!」
二人同時に立ち上がり、車両の前方を向く。そこには、巨躯の鬼が一体居た。
煉「その巨躯を!隠していたのは血鬼術か!気配が探りづらかった!」
『そうですね。……皆さん!ここは危険です!早く後方車両へ!』
私の声に一般の乗客の方々が次々に後方車両へと逃げていく。
煉「罪なき人に牙をむこう物なら!この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!」
鬼が雄叫びをあげると共に、煉獄さんは攻撃の構えに入る。
そして、前屈みになり、踏み込んだ足を跳躍させ鬼の間合いに一瞬で入り込んだ。
煉「炎の呼吸壱の型……不知火!!」
炎を纏った煉獄さんの刀によって鬼の頸が一瞬で飛ぶ。
頸を失くした鬼の体は倒れ、徐々に跡形も無く崩壊していった。
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あれ?猗窩座も狛治も全然出てこない?
あれ?思いの外長くなりそう????
あれれ?
※誤字修正済み
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主人公(プロフ) - まゆまゆさん» 本作品を見つけて頂きありがとうございます!私も映画見る前はそうでした笑是非ともこれからもご愛読頂けると嬉しいです(^^) (2021年3月26日 15時) (レス) id: b1a69e75f8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - やぁ〜、猗窩座とのお話しを探して三千里(はっ?)なかなか書いてらっしゃる方居なくて、見付けたら嬉しくて善逸みたいに汚ない高音でイィヤァァァア〜状態w自分無限列車何も知らずに観に行って猗窩座の第一声で石田彰さんて解って涎垂らしそうな程で、幸せ (2021年3月26日 14時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
主人公(プロフ) - 莉子さん» コメントありがとうございます。やっとこさ1を書き終えました。続編も近日公開致しますので是非ともこれからも応援お願い致します! (2021年3月18日 18時) (レス) id: 1c0023d245 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 初めまして!この作品大好きで、ずーっと更新をお待ちしてたので嬉しいです!!!はくじさんと早く会えますように( ; ; )最後どうなるのか気になります!! (2021年2月21日 7時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2021年1月9日 5時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
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