luz「天月すんうるさいんやけど」天月「誰か僕の靴下しらない？！」そらる「ごめん俺が食った」まふ「ごめん僕が捨てたわ」貴「何この家」

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寝た後も、そらるさんはずっといてくれたんだろう。



ライブあとで疲れてるのに、ただじっと側に付いていてくれた。



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そらる「……」


Aの頭を撫でたり、手を握ったり、とにかく側にいたいと思った。



思えば学校帰ってきたらすぐ夕飯つくって、休みの日は仕事して、毎日大変だったんだ。



でも、俺達には明るく振る舞ってくれて、



ライブが終わったら必ず「お疲れ様」って言ってくれるし、俺はその笑顔に癒された。



がんばって、って言ってくれた時も


心からがんばろうと思えたし、



Aにはほんとに助けられてきた。



俺は、歌い手活動に関しても、普段の生活に関してもこいつは必要なんだ。



だから、体調が悪い時くらい俺が見てやらないと。




頬を撫でると、Aは微かに笑みを浮かべる。




こいつは今なにを考えているんだろう。



いや寝てるから、無理か。




起きたら、なにか食べさせてあげよう。



消化の良くて疲れがとれるもの。



マッサージとかもしてあげよう。



Aの背中の汗を拭きながら、ずっとそんなことを考えていた。



俺は、ただ好きなだけだけど それが恋愛感情ってわけでもない。



けど、そう信じたいだけなのかもしれない。



俺自身がAを大切に思ってるってことは、変わらないんだけどね。

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