付き合う前はこんなにむっつり助平だとは思って無かった【乙骨憂太】

9 ページ10

＿







ガラリ、と保健室のドアが開く。









「…真希の調子はどう？」




眠っている真希を前に

悟は私の横に腰掛けながらそう言う。





『治ったよ。今はまだ寝てる』









午後からの実習では真希が重傷を負った。

…少し強い呪霊がいたんだとか。

そして

その中でも子供2人と真希を助けたのは憂太らしい。









…あぁ見えて憂太は出来るやつなのかもしれない。



で、今日は硝子さんが居ないため

私が術式で真希を治した。





「そっか…良かった」




そうだね。と真希の頭を撫でながら答える。






…直接は言ってないんだろうけど、

きっと憂太に無理させないように無茶したんだろうな。







真希は優しいから。







「そーーーーだ！！！」



『ちょっ、真希寝てるんだよ？！』




悟がパァァアン、と両手を叩いて急にそう言うからびっくりした。








ごめんごめん、と両手を合わせて








「Aさ。近接戦の能力はあるんだから、







呪具使わない？」








『…へ』








「イフさんにいつも頼ってるとさ。

やっぱり狭い所とかだと不利だと思うんだよね」



『あー…そうかも』




急に全く関係ないこと言ってくるじゃん。と思いつつ

最近の悩みである 狭い場所での戦闘の件をつかれた。









「憂太には何かしらの刀を使ってもらおうと思っててね。




Aはどうする〜？」






『ん〜…何がいいんだろ。何かオススメある？』







「ん〜。あ、じゃあ今から見に行こっか



外に憂太も居るし丁度いい！」







私は悟に連れられて、呪具の沢山ある部屋へ憂太と行くことになった。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿







なんか一昨日位から右目が真っっっっ赤で

治らなくてさっき病院行ってきたんですけど

なんかケツマクエンってやつでした。




酷いやつらしくて眼球も少し見苦しいので(おい)

眼帯を貰いました。



右目なんですが、この夢小説やんけ！！

ってなりました笑

きっと眼帯をのけたらイフさんが出現します。




.

10→←8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す