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『…へぇ、転校生？』
「そういうこと〜。」
『え、どんな子？女の子？』
「まぁここに入ったらわかるよ」
.
悟に案内された部屋の前に立つ。
『この部屋って…』
「そーー。懐かしいでしょ？」
ニヤッと悟は笑う。
＿＿＿＿＿＿ここは私が事件を起こした後連れてこられた部屋。
左目に特級呪霊を宿す6歳なんて。
今考えたら私は悟が居なかったら死刑だった。
『全くあの頃の私はどうかしてたよ』
「そんなことないさ。まぁ珍しいけどね」
ヒヒヒ、と笑いながら悟はゆっくり扉を開ける。
ピクっと身体が反応する。
『なに、この気配…』
「ん？あぁ。今は多分大丈夫だから安心して。
それも後に説明するよ」
…安心出来ないほどの呪霊の気配を感じるが
悟が躊躇せず中へ入るもんだから私も続いて入る。
『…相変わらずの御札だね』
全面無数に貼られてある御札に目を向ける。
「…あ、あの子だよ。転校生」
悟が親指でクイクイっと差す。
部屋の中央にいるのは、椅子の上で蹲った男の子。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「＿＿＿＿まぁこんな感じで
彼のことが大好きな特級過呪怨の霊里香ちゃんに呪われてる
乙骨憂太くんでーーーす！！！！！」
「…」
『…』
私も乙骨憂太くんも言葉を発さない。
私の場合は、
「その顔、気付いてるよね？A。」
『…！！』
.
「彼、昔のAに似てるでしょ」
…似ているところ、といえば
�―�付けるつもりの無い人に重傷を負わせた(私の場合は虐殺した)所、
��特級呪霊に取り憑かれ(呪われ)ている所、
�４袷竿詁燭任了犒困�決定している所
軽くこれくらい。
『…まぁ、境遇が大体同じなのかな』
でもねー、と悟が付け足す。
「唯一違う点と言ってもいいと思うんだけどさ！
憂太、緊張しててちょっと暗くてねー！
君はこんな状況下でも平気で笑ってたのに！！
で、同じような出来事に出会ってきたAなら憂太を明るくしてあげられるかなって呼んだんだ」
『…え、それどういうことよ』
「ま、話してみておいで」
トン、と背中を押され、そのまま乙骨憂太くんの元へと向かう。
.
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しおらん(プロフ) - 凄くいいです！乙骨好きなので映画沿い最高です！再開楽しみにしてます！ (2022年2月20日 14時) (
レス) @page21 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
ネイジェ - こ、更新停止中・・・！？待ってますよ！！！ (2022年1月18日 17時) (レス) @page21 id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - めっちゃよかったです！続きのお話が楽しみです！ (2022年1月10日 15時) (レス) @page21 id: fe9aceab05 (このIDを非表示/違反報告)
闇月 - 映画化しましたね！自慢じゃないですけど見に行ってきました！惚れました (2022年1月6日 17時) (レス) @page21 id: 6c3a0b40fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆーた - 0巻映画化しましたね！希望叶ってよかったです！ (2021年12月25日 16時) (レス) @page1 id: 7480b8ed6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2021年2月23日 22時
