シングルファザー ２ YG

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YG「病気はどうなんだ？
鬱はともかく、持病もあんまり良くないんだろ？」

ユナ「…うん、まぁね。
それであの人はなんて言ってた？」

YG「自分の子だっていうので事務所から金を巻き上げるつもりだったけど、相手にされねーから記者に売ったんだと。
お前、俺と別れた時に事務所から金もらってんだよな？」

ユナ「うん、絶対使わないつもりだったけどシウの出産寸前であの人に出産費用を全部持ち逃げされて…使わせてもらったけどその時だけで、あとは全部銀行に残ってる。
その預金があったから、親権も取り戻せたの…」



YG「そうか、頑張ったな。
あっちは家業を継ぐのに、シウを引き取りたいって言ってるそうだけど…手放す気はないよな？」


ユナ「放棄した……私が言える立場じゃないから」


YG「人間誰だって逃げたい時は、あんだよ。
そんな過去はどーでもいい、今の気持ちを話せよ」


ユナ「シウを手放す気は、、ない。
でも、私なんかよりずっとシウはユンギに育ててもらった方が幸せだと思ってる。
だから…お願いします、シウをこれからも息子として育ててくれませんか？。。」

YG「…それでいいのか？」








シウ「…僕は、オンマといるのが幸せだよ。
確かにアッパもばーばもさくらも大好きだけど…


オンマ、僕を捨てないでよ…」

シウのまっすぐな瞳…綺麗な心だからこそだろうな

ユナ「捨ててなんかない……」


シウ「僕が邪魔なの？オンマは、僕がいない方が幸せなの？」


ユナ「そんなことは絶対、ない！でも、オンマといたらまた病院暮らしだったり、欲しいおもちゃも買ってあげられない、ご飯だって美味しくないよ？」


シウ「…そんなのいくらでも、へっちゃらだもん」


YG「確かにお前は、頼り方を間違えてた。
でもまぁ、、今なら分かるだろ？

この先、俺がシウのアッパである限りいくらでも力になってやることは出来る。

こいつは、お前とまた暮らすことしか考えてないんだよ。母親、また頑張ってみろ。

お前なら、、ユナなら、出来ると思うから。」




ユナ「……二度と迷惑はかけれないよ」

YG「はっ、今さら気にすんなよ(笑)」

ユナ「……本当に、オンマといてくれるの？」

シウ「もちろんだよ。大好きやでオンマ」

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