シングルファザー ２ YG

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ぎゅっとお腹に回る手の力が強くなって、震えてる…泣いてるんだろうな…苦笑



「メイクとしてそばにいればお互い愛し合えてれば、それでいいって思ってたのも本当にそう思えてたけど…
結局は、お互い白黒つけるタイプだから、
曖昧でもどかしくて苦しくなるだけだったね…;;;

今は、こうやっててもさ？
色々な事を、色々な人の気持ちを、考えなきゃいけないから……
だからあの無邪気に幸せだなって思えてた時間も、あーやってなんにも気にすることなく笑い合った日々も…、私達には…二度と…戻ってこないね、」



しばらくお互いの涙と鼻をすする音だけを
部屋に響かせて……


ふぅと大きく息を吐く









「それでも、いい？」


YG「………え？」


「だってさ、ユナさんに心狭くねーよって言ってたじゃない？でもさ私、心狭いし…ユンギが思うより全然強くないから…

シウにも嫉妬する時があるかもしれないよ？ユナさんに優しくしたら嫌な顔するかもしれないよ？
そんな自分が嫌でユンギにやつ当たることもあるかもしれない。
前、付き合ってた頃よりずっと嫌な女だと思う

今ぜーーーんぶっ!!!自分の汚い心まで、人情味のないところまでさらけ出したけど…

それでも、、いいの？
ユンギは私と……恋人になってくれるの？」









YG「………ん……、そうだよな……
わかってる……って、え？、、ちょい待って……
今、、なんて？」



「…ん？やっぱり、嫌いになった？」






YG「嫌い？は？なるわけねーだろ。
お前、そんだけ嫌な思いして…我慢して……
それでもいいのか？………っ
なんて言った？？もいっかい…………、、」


「え？だから、より戻す…っていうより、
こんな私と付き合ってもらえますか？って聞いた」








YG「ははっ、今完全…終わったと思ってどうやって諦めようか…でいっぱいだったわ、
…ありがと…っ……、本当にいいのか？
どんなさくらだって…俺は、受け入れるし愛せる自信しかねぇよ。むしろ…

こんな俺で、、っ…いいの？」



「ユンギ…泣きすぎ、笑。顔見せて？」


膝の間から抜けようとすると

YG「無理…ここにいろ」

「休みでよかったね、明日のメイク大変になるとこだった、、」

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