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４ YG side ページ4
さくら今日、会える時間ある?うちに来て欲しいんだけど。
昨日の今日、
俺にとっては賭けだった
→別れよう
→捨てないで
でもいつだって真っ直ぐで綺麗なさくらが
出す答えなんて前者しかないか、苦笑
静かな部屋にふたり
立ち上がる腕を掴んでしまった…
何やってんだ俺
もうすぐ来る、哀しみに耐えられんのかな
【着信: キム ナムジュン】
俺らを出会わせてくれて、今もずっと俺らを応援してくれてるナム。
家を出る前に、振られてくるわって送ってたから
きっとバイト終わりに慌てて連絡してきてんだろ
…あーぁ、本当に
思ったより簡潔に言われて
涙が出る前に、この部屋を出た
NJ「ヒョン！落ち着いて、もう１度ゆっくり
話し合えばいいと思う。
ヒョン達なら」
YG「……っ…もういいんだ
あいつを…楽に…っっ、他の奴とでもいい、
幸せでいてほしいんだ……」
柄にもなく泣き崩れて、
どうやって帰ったかすら覚えてない
家にあった、あるったけの酒を飲んで
ぶっ倒れて泣いて、意識を手放した…
さくらが、
付き合った頃みたいな無邪気な笑顔で
俺を呼んでる
「ユンギ…、ユンギ……」
泣くなよ、
泣きたいのは俺だって…苦笑
自業自得だろ？って笑えよ
大好きって笑っていってくれ…
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作者名：mint
| 作成日時：2017年12月3日 13時
