これが運命なら。 JK

３５ ページ35

ユンギさん家には、なぜかお客用の布団があって、ユンギさんの眠るベットの下で寝かせてもらっていれば…


深夜１時。
ひたすら鳴り続ける携帯で目を覚ます



｢…ん、、はい｣


JK｢どこいんの？
マジで。なんで俺のこと、そんな怒らせんの？｣


｢んー、ぐぅ…？｣


JK｢…っ、向かえ行くから、どこ？
明日仕事だから実家じゃないよな？｣


｢…ぬなは、大丈夫だよ｣

JK｢さくらヌナ、早く言って｣


うるさかったのか、上から手が伸びてきて
携帯がベットへ


YG｢俺んち。…お前は、今日飲み会でそのまま女、家に連れ込みたいんだろ？俺ならホテルにするけど…まぁ、姉ちゃんのこと気にすんな






…ふっ、





ガキが…









好きにすれば？｣









電話を切られて、ポイッと投げられる



YG｢現在地だけ送ってやれ、来るってさ｣


｢…はい｣

YG｢お前も、弟が好きなら嫌だって言えば良かったろ？素直に。
オートロックだからそのまま出ていーよ、明日、会社でな｣







｢…はい｣



YG｢大丈夫だよ、すれ違っただけだろ｣



｢ユンギさん、この前も言ったけど、
私達が想いあってしまったら…両親は私を憎むし、哀しむんです。だからグクが私を恋として、吹っ切れたり諦めれたなら｣


むくっと起き上がる


YG｢何年も想い続けてきてんのに、たかが１週間なんかじゃ消えねーんだよ。
たとえ育ててくださったご両親に憎まれても、悲しませても、、

お前の幸せってどこにあんだよ？

グクってやつの幸せは誰が守れんだよ？


守るって、色んな方法があると思う



…泣くな。
明日、目腫らしてきたら残業させるからな…寝る｣

３６→←３４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す