愛されるより愛したい BTS短編２ (ページ4)

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浴衣に着替えて、ひとりでぼーっと景色を眺めている。10階とはいえ良い眺め……うむ、田舎だ。

どれくらい経ったか分からない頃

YG「腹減った」

後ろからそんな声が聞こえたので
時計をみると20時前、

「おはよ、まだバイキングやってるから行ってみようか？」

YG「……浴衣、俺にも着せろ」

「ん、はいはい」

どこぞの王様だ(笑)浴衣を着せて、そのまま部屋をでてレストランへ向かう
エレベーターで手を繋いできたユンギに驚く

YG「ふてってんの？」

「なんで？」

YG「……起こさなかっただろ？」

「うん、でもふてくされて起こさなかったんじゃないよ。ユンギが疲れてると思ったから、
あ、着いた」

YG「……はぁ……」

……ため息ついた？！

なんで？…もう疲れたから？｡

さっきの独り言によってどうしてもポジティブには
考えられなくなってる自分

せっかく来たから、喧嘩したくない
頑張らなきゃ……

寝起きだから悪いのか、
ため息の原因があるのか、

お互い無言のまま、食べたいものをとっては
もぐもぐ食べていく

「美味しいね」とか、「食べ過ぎ」とか
笑い合いながら食べたかったのに……

もはや泣き出したくなるのをぐっとこらえる

YG「………それ…うまい？」

「うん、ひとくち食べる？美味しかったらもってきてあげるよ」

YG「……いや、いーや」

は？

なんだそれ…