Starbucks Diary (ページ2)

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店長さんとも話した結果ここで働く事になった。

ここの店長さんは今年70のお爺さんで明るく温厚な人だ。

そして、
あの時レジに立っていた彼の名前はブ･スングァン。

お互い自己紹介をしたとき同じ職場仲間(？)同士がんばろう！と意気込んでいた。

聞けば市内の大学に通う学生らしい。

彼は一応先輩としてレジ打ちやフラペチーノの作り方や何から何まで教えてくれた。

しかし
「あれコレどうやるんだっけ…」
「あ、違う！こっちとこっち逆だ！」
等々おっちょこちょいな面もあるという。

お客さんは本当にほとんど来ないから彼と話す時間も多い。

半年経った今ではお互いを呼び捨てする仲だ。

そして、今日も店内はガラガラ。

私は洗い物をしていて
スングァナはカップの整理をしている。

『あもう来るんじゃない？』

腕時計を見て言った私。

「うん、そろそろだね」

スングァナが時計に目をやったと同時に
店のドアが開いた。