# お姉ちゃんとxxx ページ22
*
ラウ「 わー！！お泊まりだー！ 」
最上級のニコニコ笑顔を浮かべ、私の部屋へと走っていくのは、グループ最年少のラウール
不覚にも、私の家にはまたも未成年が尋ねてきていた
何度でも言う、私から呼んだ訳では無い、今回も至って無実であることは簡単に証明が出来る
事の発端は、数時間前に来た彼からのLINE
ラウールママと喧嘩した。
ラウール衝動的に家を飛び出しちゃった、今夜家泊めて。
それは唐突なメッセージ
おいおいまじか、と情報を整理している間にも既に彼はこの家へと来ていて
LINEの返信をする暇もなく、家のインターホンが鳴らされていた
ラウ「 お邪魔します！ 」
「 ほぼ強行突破だけどね。 」
お腹が空いているであろう彼のために、普段自分ひとりのためなら絶対に作らないような豪勢な夕飯を作って、そしてテーブルの上に並べた
嬉しそうに頬張る彼が可愛くて、ついつい頬を緩ませながら眺めてしまう私
食べ終わった後は食休み程度に2人仲良くテレビを見ていて
そして数時間が経とうとしていた
「 ちょっとお風呂入ってくるね。 」
ラウちゃんが暇にならないように、漫画を2.3冊ぽんとテーブルに置くと、冷房の温度を下げる
ラウちゃんは ”はーい”、と空返事
脱衣所に向かうと、彼はテレビを消したのか
リビングの方からは何も音が聞こえなくなった
漫画でも読み始めたのかな
服を全て脱ぐと、シャワーを浴びる
夜はまたラウちゃんと遊べるかな〜なんて邪な考えを抱きながらも念入りに洗って
疲れを癒そうと、いざ浴槽に浸かった途端
ラウ「 えへへ、寂しいから来ちゃった。 」
扉がガラリと開いて
何故かそこには素っ裸のラウちゃんの姿
「 …いやいやいや、何言ってんの？ 」
ラウ「 いいじゃん。僕とAちゃんは姉弟みたいなもんだし。 」
そう言うとニヤリと笑い、浴槽に浸かっていた私の上に乗っかるようにして、対面式に彼が浴槽の中へ入ってきた
1人用の狭いバスタブに2人
しかもラウちゃんは体が大きいから余計に容積が減っていって、浴槽の水が勢いよく飛び出していく
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7361人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：FON
| 作成日時：2020年8月8日 11時
