# ページ24
*
後ろから抱きしめるようにして、恐る恐る私の胸を触る彼
今は、一徹さんが女優さんの胸を後ろから揉みしごくシーン
「 ………触り方、雑。もっと優しくして、 」
阿部「 お前、本当に鬼。 」
阿部ちゃんの息遣いがちょうどうなじに当たる
AV見ながらやるって初めてだけど結構新鮮でいいかも
「 ねぇ、次は服の中だよ！……もう、ちゃんと画面見てる？」
阿部「 ……こんなじゃ勃つものも勃たねぇよ。 」
不貞腐れる阿部ちゃんだけど
「 いや、その割に当たってる、 」
私のお尻には、しっかりと彼の硬いものがズボン越しに触れられていて
阿部「 うるせぇ、 」
「 可愛い。 」
恥ずかしいのか、私のことを押しのける阿部ちゃん
ほらこういうところだよ
他のメンバーなら、そのまま上手くベッドに持ち込むのになぁ
「 まだ男優さんの愛撫終わってないから。私のこといっぱい気持ちよくして？ 」
私は絶対に逃がさない
振り返って膝の上に対面座位の形で座り、後頭部を抑えて深くキスをする
頬が紅くなってきた、だけど絶対にやめないよ
「 これがキスだよ、分かった？半童貞くん。 」
唇を離して舌なめずりをしてニコリと笑うと
彼は不服そうに睨みつけてくる
阿部「 あのAVより激しくしてやる 」
「 頑張れ、童貞くん！ 」
阿部「 だから童貞じゃねぇだろ！ 」
まぁ今だけ攻めさせてあげるけど
多分きっとすぐに交代するだろうなぁ……
───
「 阿部ちゃん体力なさすぎ、 」
阿部「 ………っ、お前がバケモンなんだよ。 」
案の定、阿部ちゃんの弱っちぃ攻めなんかに私が満足するはずなくて
AVそっちのけで、というより流れてきたAVよりも格段に激しくしてやった
「 やっぱり阿部ちゃんの喘ぎ声って可愛いね。癖になる。 」
阿部「 やめろ。 」
「 今度、後ろ開発してもいい？1度やってみたかったんだよね！ 」
阿部「 まじやめろ！ 」
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作者名：FON
| 作成日時：2020年4月3日 9時
