【名探偵コナン】夢色traveler6

traveler281 ページ42

平次｢…………ねぇちゃんには悪いけど、工藤から色々聞かせてもろたで？｣





『へ？』





平次｢初めて会うた時、工藤がねぇちゃんの前ではコナンのフリしとらんかったことが妙に気になって仕方なかってん。ねぇちゃんの様態聞いた時に一緒に聞いてもうてん。｣





『あ、なるほど。それで？謎は解明した？』





平次｢次元ぶっ飛びすぎて頭ついて行かんかったわ。でもまぁ、工藤はしょーもない嘘つく奴やないし、そういうことなら合点いくところがあったから今は信じとる。まぁ、なんや？きっと俺なんかに出来ることなんてそんなにないやろうけど、もしねぇちゃんが困ったことがあって、俺なんかで良かったら力くらい貸したるわ。｣





『へァ！？え？何それ……イ、イケメンかよ……！！』





平次｢おぉ……その反応は予想してなかったわ。｣





平次くんは無自覚イケメンか……。



今みたいなセリフ、サラッと言えちゃう所がカッコイイよねぇ〜。



そんなイケメンたずさえた人あんまりいないよ？



…………いや、ゴメン。



この世界にはいっぱい居たね。



ほとんどの男性キャラそうでしたね。





『平次くんって順応能力高い方なんだね。』





平次｢どういうこっちゃ？｣





『だってコナンくんの説明1回で理解したんでしょ？現実離れした私の話を。』





平次｢まぁ、そうやけど……。｣





『ほら、順応能力高いじゃん！安室さんなんか2回ほど説明しても若干疑心暗鬼だったよ？』





平次｢あぁ……あの喫茶店の兄ちゃんか。｣





確か平次くんは透さんが実は”降谷零”って本名で警察庁の人間っていうのは知らなかったはず……”なんで透さんが知ってるのか”って聞かれたら適当にコナンくん繋がりってことにしておこう。



なんて思ってた考えは杞憂で、和葉ちゃんが戻ってきたため、この話はここで強制終了された。





和葉｢A、退院はいつなん？｣





『もうすぐだよ。ただ、骨折の方は時間がかかるから退院はすぐにできても完治までには3ヶ月ほどかかるみたい。』





和葉｢そうなんや……なぁ、Aが怪我全部治ったら大阪に遊びに来おへん？｣





『大阪に？いいね！！行きたい！！』





和葉｢なんやったら蘭ちゃんとかも誘ってさ、みんなで行こうや！！平次とあたしで案内するで！！｣





平次｢俺もかいな……でもまぁ、せっかく遊びに来るんやったら美味しい店とか教えたるで！！｣

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