traveler42 ページ43
時間の流れは早いと思う。
気がついたら日本列島は梅雨入りしていた。
ジメジメした季節の到来だ。
『雨だと出かけることも出来ない。』
萩原「ここ数日はずっと家に籠りっぱなしだね〜。」
仕方がないとは思っているがこうも雨ばかりが続くと憂鬱になる。
休日になっても気分転換に出かけることも出来ない。
まぁ、家でゆっくり過ごすことによって体を休めることは出来るんだけどね。
今日は研二さんが読書、私がゲームで過ごしている。
だけど、1日中やってると流石に飽きてくるな…。
私はコントローラーを1回置いて研二さんと向き合った。
『ねぇ、研二さんって向こうではどんな警察官だったの?』
萩原「俺?むしろ、どんな警察官に見える?」
『う〜ん。無駄に友好関係が多い楽観的警察官?』
萩原「無駄にって……。確かに仲のいいやつは沢山いたけどさ。」
『そう言えば、1人親友って言ってた人がいたよね?』
萩原「え?それ、いつだ?俺のこと話すの今が初めてだと思ったんだけど。」
『ほら、トリップしてきた初日の情報交換で、爆弾を2ヶ所に設置されて、1つを研二さん、もう1つを親友が爆弾処理に向かったって…。』
萩原「あぁ…そういえば言ったな。」
研二さんの友好関係、少し気になる。
類は友を呼ぶっていうし、やっぱり研二さんみたいにノリがいい人なのだろうか…。
っていうか、“楽観的警察官“ってところスルーされた…。
萩原「多分、警察学校時代から1番長い間一緒にいたやつなんだ。松田ってやつなんだけどな?」
“松田“という名前を出して話し始めた研二さんの顔は今までの中で1番優しい顔していた。
“あぁ、本当に大切な友人なんだな“と思った。
萩原「実はこっちに来る直前まで携帯電話話してたヤツなんだ。」
『じゃあ、その松田さんって人、研二さんの事心配してるんじゃ…。』
萩原「あぁ…だろうな。1人で突っ走ってないといいけど…。正直、それだけが心配。いつも俺がブレーキ係だったから。」
『え“っ!!!???』
萩原「え?何その反応!!何でそんな意外そうな顔してるの!?」
『研二さんの方が暴走してそうな気がして。』
萩原「ちょっと!!それ、どういう意味!?」
だって、研二さん自由なんだもん。
テンション上がりまくって、手がつけられなくなるのが安易に想像出来る。
897人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずポン酢(プロフ) - 命亜さん» あぁ!!本当ですね!!修正します!!ありがとうございます!! (2022年5月16日 21時) (レス) id: 94bbff69b5 (このIDを非表示/違反報告)
命亜 - 7話なんですけど、花、米、町じゃなくて米、花、町では? (2022年5月16日 20時) (レス) @page8 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
reia(プロフ) - くさん» だったら、夢小説自体読まなければいいんじゃないですか?それに、わざわざ言う必要あります?書かれていないのを見つけてそれで満足しておけばいいじゃないですか? (2022年3月25日 0時) (レス) id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
く - 内容がどんなに面白かったとしてもwを使う書き方はまじで無理小説読んだことないの?って思う (2020年7月17日 15時) (レス) id: a025419695 (このIDを非表示/違反報告)
米つぶ(プロフ) - 36話同僚のセリフ「一世一隅」ではなくて「千載一遇のチャンス」では? (2018年10月15日 3時) (レス) id: 1dae318618 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆずポン酢 | 作成日時:2018年7月14日 15時